カイル・リースとデレク・リースの墓地

サラコナークロニクルズ ターミネーター ロケ地

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(1984年没のカイル・リースと2009年没のデレク・リース)

未来から別々の年代にやって来たカイル・リースとデレク・リースが、25年の時を経て、同じ墓地にて眠りに着きます。
「ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第21話「救出」(Adam Raised a Cain)

カイルとデレクのお墓

その墓地のシーンのロケ地はこちら。カリフォルニア州ロサンゼルス郡西部のマリブの山奥にあります。

Film Location



左のサラ・コナーが墓地の入り口に立っているシーンの岩や墓地の傾斜具合と、現在も残っている岩の形状が一致していることが、こちらのストリートビュー(Street View)で確認できます。


ここはふだんは墓地ではなく、ただの広大な草原(空地)なのですが、サラ・コナー・クロニクルズ撮影時は、墓石やら彫刻やらを大量に持ち込んで、広大な墓地を作り出したようです。

ちなみにここは劇中の設定では無縁仏の墓地で、カイル・リースやデレク・リースは未来からやってきたので、亡くなった現代ではID不詳の無縁仏となり埋葬されます。そのため、墓石に名前は刻まれることなく、亡くなった年だけが刻まれることになります。

お隣はウィーバー邸

実はこの墓地の場所、キャサリン・ウィーバー邸のすぐ近くです。


上図の、

A.キャサリン・ウィーバーの家
B.カイル・リースとデレク・リースが眠る墓地

です。

ストーリーも終盤で押し迫っている時期、同じエピソード内で、同時期の撮影だったので、ロケ地は近場を選んでまとめて効率よく撮ったことがうかがえます。

T4のカイル・リース(アントン・イェルチン)のお墓

カイル・リースといえば、「ターミネーター4(サルベーション)」ではアントン・イェルチンが演じていましたが、彼は2016年6月19日、ハリウッドの自宅の門の所で、不慮の事故で亡くなってしまいました。その彼は、Hollywood Forever Cemetery に埋葬されたそうです。

→アントン・イエルチンの墓地についての記事
https://www.findagrave.com/memorial/165328151/anton-yelchin

マックG監督によるT4以降の三部作がもし当初の予定通り作られていたら、アントン・イェルチンがカイル・リースとして重要な役を担っていたであろうことを思うと、とても残念です。ご冥福をお祈りいたします。

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