ターミネーター:ニュー・フェイトを無かったことにする方法

ターミネーター

t f B! P L

ニューフェイト続編製作中止方法

興行的にも、内容的にも大失敗に終わった映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」(原題:Terminator: Dark Fate)ですが、意外にも無かったことにするのは簡単です。

1分程度の既存のシーンの中に、以下のような、わずか10秒程度のシーンを挿入するだけで、「ターミネーター:ニュー・フェイト」を上書きして消し去ることができます。

「ターミネーター:ニュー・フェイト」を消去する方法

1998年、サラとジョン・コナー親子は、南米・グアテマラのリビングストンにあるビーチにいた。カフェのカウンターに飲み物を取りに行くジョン・コナー。

そこに、サラの背後から突如T-800が目の前に現れ、ジョン・コナーに接近する。

そのT-800がジョン・コナーに向かって銃を向け、引き金を引こうとした瞬間、横から「ある者」が突如現れて、T-800を吹き飛ばす。

その者はサラとジョンに向かって手を差し伸べ、


Come with me if you want to live.
(死にたくなければ ついて来い。)

と言い放ち、サラとジョンを連れてその場を後にする。

その後、画面は切り替わり、

「 ・・・years later....(●●年後...)」

と字幕が入り、新しい展開が始まる・・・。

以上のような10秒程度のシーンを挿入することで、簡単に「ターミネーター:ニュー・フェイト」の事象を無かったことにする(書き換える)ことができます。

「ある者」とは誰か?

その「ある者」が誰なのか(何なのか)?は見てのお楽しみ。

それはまたもやシュワちゃん顔のターミネーターかもしれませんし、クリスチャン・ベール演じるジョン・コナーかもしれませんし、その他予想外の既存のキャラクターかもしれませんし、まったく新しいキャラクターかもしれません。作り手によって自由に設定できます。

その「●●年後...」と続けさせておけば、成長したジョンコナーを、「美形」の誰かに演じさせればいいですし、もしエドワード・ファーロングがいけるなら彼でもよいかもしれませんし、展開の可能性は無尽蔵です。

実際、エドワード・ファーロングもまんざらでもなさそうです。

【エドワード・ファーロング、ターミネーター新作の出演シーンに「がっかり」】
あれはひどかったよ。でも、今回の役割なのさ。僕は1日だけ撮影して、その後、製作陣がCGを施したんだよ。ちゃんと出演料もくれた。でも、あれはガッカリだよ。だって、僕は全編に出演して、がっつりお金を貰いたいんだ。僕はもっとやりたいし、何が起こるか注目だね。
https://www.cinematoday.jp/news/N0112620

グレースとダニーはどうなるの?

では「ニュー・フェイト」で描かれていたグレースとダニーはどうなるの?という点ですが、それはそれで「別のタイムラインで起きたこと」(パラレルワールド)として処理すればよいでしょう。ターミネーターは全作品において、「過去で何かをすれば、未来は大なり小なり変化する」こととなっています。

実際、「ニューフェイト」においても、T2の結果を踏まえ、1997年に審判の日は起きなかったことになっています。つまり、「未来は変えられる」ということです。

そしてターミネーターは次々と何体も未来からやってきているので、「ニューフェイト」は、その中の1つ(Rev-9とグレースがやってきたタイムラインの事象)に着目して描いただけの作品だった、というだけのことです。ダニーは数あるレジスタンスの1つのリーダーに過ぎなかった、ということで処理できます。

未来は次々と変わるので、「ニューフェイト」の前提の事象をいじれば、また違う出来事を描くことが可能となります。

ちなみにレビューサイトで一般の方々のニューフェイトの感想を見ても、9割以上のレビューで「ダニー」や「リージョン」という新設定に関する言及がありません。それだけニューフェイトの新設定が印象に残らなかった(いてもいなくても変わらない)、ということなので、次作でダニーやリージョンが消えていたとしても、影響はほぼ無いでしょう。

いずれにしても、十分な期間が経過した数年後には、他のターミネーター作品同様、この「ターミネーター:ニュー・フェイト」もまるで存在していなかったがごとく、また新しい「ターミネーター・〇〇〇」というタイトルが付いた作品が、リブートされるような形で、懲りずにまた公開されることでしょう。

実はすべてサラ・コナーの夢だった説

巷では「ターミネーター・ニューフェイト」のすべてが実はサラ・コナーの夢だった説もささやかれています。

というのも、「ターミネーター2」はサラ・コナーのナレーションで始まり、サラ・コナーのナレーションで閉められているのですが、「ニューフェイト」も同じようにサラ・コナーのナレーションで夢のようなシーンで冒頭から始まっていますが、最後はサラ・コナーのナレーション無しのまま終わっているからです。

つまり、ニューフェイトの冒頭から最後まで、ずっとサラ・コナーの夢(悪夢)が続いている可能性があるのです。
サラ・コナーと言えば悪夢、「ジョンが殺される」といえばサラ・コナーの悪夢の定番・・・ですが、「ニューフェイト」すべてがサラ・コナーのただの悪夢だった・・・と後々片づけられる可能性があります。

おまけ

「ターミネーター・ニューフェイト(Dark Fate)」のストーリーに対して、「いや、そうじゃないだろ」と感じた人は世界中にも多くいて、以下のようなアニメや「説」も見られます。

How Terminator Dark Fate Should Have Ended(ニューフェイトはこう終わるべきだった)


→動画:How Terminator Dark Fate Should Have Ended(YouTube)

このアニメはもちろん、非公式のものですが、いろいろな映画の「こう終わるべきだった」をパロディしつつも茶化しているシリーズです。

上の動画の中では、「ターミネーター・ニューフェイト」について、

  1. まず、サラとダニーがダム底に車ごと沈んだ水中シーンで、Rev-9が車内まで攻めていかず、そのまま車外でサラたちを監視しながら放置して溺死させれば良かったのでは?と皮肉るシーンで始まっています。
  2. 次に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク・ブラウンとのコラボで、ドクがT2で溶鉱炉に沈む前のシュワちゃんT-800を過去から連れてきて、例の1998年のジョン・コナーの問題のシーンを解決させる

というストーリー仕立てになっています。

「ニューフェイト」はすべてサラ・コナーの夢だった

T2を見てもわかるように、サラ・コナーは超リアルな悪夢を見る傾向があるようです。このことから『ターミネーター・ニューフェイト』もすべて、南米グアテマラのビーチで、ボーっとジョン・コナーを見つめるサラ・コナーが、うたた寝に落ちた際に見た夢だった・・・との説もあります。

# Terminator Dark Fate New Fate 失敗 大爆死 続編 キャンセル 削除 消去 打ち切り

QooQ