サラコナークロニクルズ御用達の警察署(留置場)

サラコナークロニクルズ ロケ地

t f B! P L
ワーナーブラザーススタジオ・ビル155
  1. キャメロンがアリソン・ヤング化した時に入っていた留置場。
    (シーズン2第4話「アリソン / Allison from Palmdale」)
  2. エリソンが逮捕・拘留され、キャサリン・ウィーバーによって解放された留置場。
    (シーズン2第7話「ナブルスの兄弟 / Brothers of Nablus」)
  3. サラ・コナーが逮捕され、最初に連行された警察署(留置場)。
    (シーズン2第21話「救出 / Adam Raised a Cain」

「ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ」のこれらシーンのロケ地は、以下の同じ建物が使われていました。

Police Station & Detention Cell

Film Location

ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ・ロケ地
サラコナーがサバンナを引き渡した劇場で逮捕され、パトカーで警察署に連行された際、むらがるマスコミや野次馬の背後に、ちらっとワーナーブラザーズ・スタジオのビルナンバー"155"というのが映りこんでいました(シーズン2第21話)。
シーズン2第4話でキャメロンがアリソン・ヤング化して警察の御用になり、留置場から「無罪放免」される際の警察の窓口のシーンも、このビルNo.155の入口の所で撮影されたものと思われます(後にジョン・コナーもキャメロンを探してここを訪れます)。

この警察署(留置場)のシーンの見所・解説

セキュリティが厳しい建物

ここはワーナーブラザーズ・スタジオ・ツアーはもちろんのこと、スタジオで働いている人たちもめったに行かないような(もしかしたら存在さえ知らない人が多そうな)、スタジオの外れにある施設で、ワーナーブラザーズ・スタジオのオフィシャルなマップ上では、Data Processing Center(データ・プロセッシング・センター/情報処理センター)と記載されています。

そのため、この建物はセキュリティがかなり厳しいようで、出入口も窓も少ないです。
その出入口も、出入りかなり厳しくチェックされるようで、そのセキュリティ設備がちょうど「警察署」のイメージに合っていたので、この建物が頻繁に警察署兼留置所として使われた模様です。スタジオの外れにあるので撮影しやすい、というのもあったのでしょう。

ちなみに、「この建物が映画やドラマのロケ地として使われた」と言及しているサイトは1つもない模様です。それだけマイナーすぎる盲点のロケ地とも言えます。

エリソン型ターミネーターの出現の意味

エリソンは自分にそっくりなターミネーター・T-888が、タイムトラベル到着時に、近くにいた人間を殺害して衣服を奪った際の目撃証言で誤認逮捕され、この留置場でScott Vanceが演じるDetective Kaplan(カプラン刑事)に取り調べを受けていました。

そこへキャサリン・ウィーバーが面会に訪れ、状況を把握。キャサリン・ウィーバーがカプラン刑事に成り代わることで、証拠不十分としてエリソンを釈放させます。(カプラン刑事はおそらくキャサリンウィーバーに消されてしまった可能性が大です。)

ここでエリソン型のターミネーターが現れた意味ですが、本来、エリソンを暗殺するのでしたら、別にエリソンの顔をしたターミネーターでなくてもよかったわけです。マーティン・ベデル暗殺に向かったターミネーターはマーティン・ベデルの顔をしてませんし、ジョンコナー暗殺目的のターミネーターもまた然り、です。

ではなぜエリソン顔のターミネーターをスカイネットが送ったのか?というと、これはエリソンに成り代わって、ジョン・コナー一家またはキャサリン・ウィーバーおよびサバンナの暗殺を目論んでいたのではないか?ということが考えられます。

また、「エリソンがターゲットになった」という事象から「エリソンがスカイネットにとって脅威に変わっていった」ことがわかり、つまり、エリソンが最近行った行為(A.I.ジョン・ヘンリーに関わるようになった)ということが、スカイネットにとってマイナスであることがわかります。

つまり、スカイネットがエリソンを脅威とみなすようになったということは、エリソン転じてジョンヘンリー転じてキャサリンウィーバーも、スカイネットの敵だということ(つまりウィーバーは悪役ではないということ)がこの辺りから視聴者にもわかってくるような仕掛けになっています。

# Terminator Sarah Connor Chronicles 204 207 221 Season2 Catherine Weaver James Ellison

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