映画チャーリーズ・エンジェルが現実化した髪の毛事件

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チャーリーズエンジェル髪の毛フェチやせ男
映画「チャーリーズ・エンジェル」(以下の2作品)で描かれていたような事件が、現実世界で起きました。しかも起きた場所は日本です。

  • 『チャーリーズ・エンジェル』(Charlie's Angels)2000年
  • 『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』(Charlie's Angels: Full Throttle)2003年
チャーリーズエンジェル

日本人女性の髪の毛切断事件

事件が起きたのは、東京・JR大塚駅。

エスカレーターに乗った女性の背後に、こっそりミャンマー人男性(31歳)が近づき、ハサミで女性の髪を背後から15~20cmほど切ったとのこと。

女性の被害者は複数人ですが、そのうち何人かは自分の髪が切られたことも気づかなかったようです。

逮捕されたミャンマー人男性の自宅からは、切断された髪の毛が、ポリ袋3つに人物ごとに仕分けされた状態のモノが、押収されたとのこと。

この容疑者が同容疑で逮捕されたのはこれが2回目ということで、このフェチ(女性の髪の毛に対する性癖)は治ることはなさそうです。
女性の髪を突然“切断”男の自宅から3つのポリ袋(2021年3月24日)
https://www.youtube.com/watch?v=8vkqPki5Ri4

映画「チャーリーズ・エンジェル」の痩せ男(Thin Man)

映画「チャーリーズ・エンジェル」の2000年とその続編の2003年の2作品には、通称Thin Man(痩せ男)と言われる、一度見たら忘れられない殺し屋が登場します。

「Charlie's Angels hair sniffer」とか、「Charlie's Angels Thin Man」などで検索すれば、画像や動画がたくさん出てきます。

この痩せ男が、戦闘の最中、「チャーリーズ・エンジェル」の女性らの髪の毛をちぎっては、臭いをかいで、頂点に達する・・・という変質者ぶりを発揮するのが、この映画の1つの見所(ツボ)にもなっているのですが、それと同じことが日本で発生したことになります。

女性の髪の毛を無断で切ってエクスタシーを感じるという性癖の人間は、本当に存在するんですね。

どうやらこういった性癖は、英語では「Hair Sniffer」(ヘアー・スニファー/髪の毛を嗅ぐ人)という分野が確立しているようです。

それにしても「事実は小説より奇なり」、「現実は映画よりも奇なり」といったところです。

Crispin Glover(クリスピン・グローヴァー)

ちなみに「チャーリーズ・エンジェル」で、この痩せ男(Thin Man)を演じるのは、あの「バックトゥザフューチャー」で、主人公マーティのお父さんジョージ・ダグラス・マクフライ役を演じたCrispin Glover(クリスピン・グローヴァー)です。

演じた個性的すぎる役柄もさることながら、1985年の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」から2000年の「チャーリーズ・エンジェル」まで15年も経っているのに、Crispin Glover(クリスピン・グローヴァー)の見た目がほとんど変わっていないことにも異常なものを感じてしまいます。
ちなみに、「臭い」系統では、「臭い(嗅覚)」に特化した『パフューム ある人殺しの物語』(原題: Perfume: The Story of a Murderer )という異彩を放つ映画があり、変質的殺人者が描かれています。この映画は ダスティン・ホフマンやアラン・リックマンら実力者俳優も出演しており、一度観たら忘れられない芸術作品にもなっています。

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