映画『ターミネーター2』(Terminator 2: Judgment Day、T2、1991年)で、ジョン・コナー(エドワード・ファーロング)が着けていた腕時計。
表面には、
TROOPER
QUARTZ
WATER RESISTANT
の文字が確認できます。
この腕時計はどこのブランドでしょうか。また、日本で手に入れることはできるのでしょうか。
T2ジョン・コナーの腕時計『ROTHCO(ロスコ)フィールド・ウォッチ』
アメリカのミリタリー・ブランド
T2でジョン・コナーが着けていた腕時計は、ROTHCO(ロスコ)FIELD WATCH(フィールド ウォッチ)というミリタリー・ウォッチです。TIMEXではありません。ROTHCO(ロスコ)とはアメリカのミリタリーブランド会社です。
それほど高級な価格帯、というわけではありません。
Amazonでも買える
このT2ジョン・コナーの腕時計『ROTHCO(ロスコ)フィールド・ウォッチ』は、当記事アップ時現在のところ、まだ日本でも手に入れることができます。ジョン・コナーの「形見」とも言える
映画『ターミネーター: ニュー・フェイト』(Terminator: Dark Fate、2019年)のジョン・コナーも、同じような腕時計を付けていましたが、『ニューフェイト』に関しては、正面からはっきり映っていないので同じ腕時計かは不明です。『ニューフェイト』の世界線を採用するならば、この『ROTHCO(ロスコ)フィールド・ウォッチ』は、ジョン・コナーの形見、とも言えます。
ジョン・コナーはミリタリー・ファッション好き
ちなみに、ユニバーサル・スタジオのアトラクションとして公開されていた『ターミネーター 2:3-D』(Terminator 2:3-D/T2-3D: Battle Across Time、1996年)でも、ジョン・コナー(エドワード・ファーロング)は、T2と同じ衣装・・・迷彩柄のミリタリージャケットを着ていました。→その時の写真:ターミネーター 2 エドワードファーロング 直筆サイン入り写真(Amazon)
迷彩柄ジャケットとバンダナ、リュックサックスタイルで、シュワちゃんT-800のバイクの後ろに乗って、以下の廃墟でT-1000の追跡やドローン型ターミネーターの攻撃から逃げまどっていました。
→関連記事:ターミネーターT2-3DとTENET(テネット)の戦場廃墟
エドワード・ファーロング版のジョン・コナーは、このミリタリー・ウォッチといい、ミリタリー・ファッション好きのようです。
550円で手に入るそっくりなもの
実はこの『ROTHCO(ロスコ)フィールド・ウォッチ』にデザインがそっくりなものを、我々のふだんの生活圏で、簡単に手に入れることができます。それが100円ショップ・ダイソーで売られているミリ・ウォッチ(MILI WATCH)です。500円+税=550円で販売されており、性能の良さが巷で話題になっている激安時計です。
デザインの元ネタは1973年製のHAMILTON(ハミルトン)の手巻きの米軍官給時計 MIL-W-46374A (HA-4612)ミリタリーウオッチの模様です。
ダイソーのは、全体はMADE IN CHINAで外装はABS樹脂製ですが、内部のクォーツ・ムーブメントがシンガポールのセイコー製(セイコーインスツル製)で、時間の精度に定評があり、かなりコスパのよい腕時計です。5年以上前から改良を加えられながら、ダイソーで売られているロングセラー商品となっています。
ミリタリー・ウォッチは、何パターンかにデザインが限られているので、大なり小なり各メーカーともに似てくるものですが、似ているようで、それぞれが微妙に違います。
例えば、TIMEXのミリタリーウォッチと、『ROTHCO(ロスコ)フィールド・ウォッチ』を比較すると、文字盤の▲のデザインが違っていたりします。
その点、ダイソーのミリ・ウォッチのほうが、『ROTHCO(ロスコ)フィールド・ウォッチ』に数字など全体的にデザインはかなり似ています。
エドワード・ファーロング版のジョン・コナーのコスプレをしたい人、雰囲気を楽しみたい人は、ダイソーのミリ・ウォッチ(MILI WATCH)を手に入れておくとよいでしょう。
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