(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第14話「大いなる存在 / The Good Wound」)
このモーテルのロケ地はこちら。
Motel
Film Location
- Warner Bros. Studios "Building No.139"
(Producers' 3-Production Offices) - 4000 Warner Blvd, Burbank, CA 91522 U.S.A.
- 座標: 34°08'58.8"N 118°20'11.0"W
34.149670, -118.336380 - Warner Bros. Studio Tour Hollywood(スタジオツアー)
URL: https://www.wbstudiotour.com/ja/
この建物はワーナーブラザーズ・スタジオのバックロット(セット)ではなく、プロデューサーのプロダクション・オフィスとして使われている建物ですが、そこをモーテルに仕立てて、撮影されていました。
ここは、前の道をよくワーナーブラザーズ・スタジオ・ツアーで通るところで、一般人も目にすることは多い建物です。ツアーガイドによっては素通りすることもあれば、「この建物はドラマ「〇〇〇」に使われた建物ですよ~。」と説明してくれるガイドもいます。
スタジオの撮影用セットだけではなく、スタジオ内のすべてのインフラを総動員してサラ・コナー・クロニクルズは撮影されているのも見所の1つです。
このモーテルのシーンの見所・解説
サラコナーの肩の傷が逆
このモーテルの部屋の中で、女性医師がサラの体の複数の傷に言及して「誰にやられたの?」と尋ね、サラは「男」と答え、映画「ターミネーター2」(T2)で、液体金属T-1000に刺されたことをオーバーラップして話します。(医者はそれをDVでやられた、サラは被害者だ、と勘違いして、同じ女性としてサラに協力的になります。)その時、カイル・リース(幻影)がサラの肩の傷に気づくのですが、そのサラの肩の傷が逆の肩についている、という設定ミスが生じています。
T2のときは、サラは右肩をT-1000に突き刺されたのですが、サラ・コナー・クロニクルズのこのシーンでは、その傷が、サラの左肩に付いてしまっています。おそらく右肩を突き刺されたあと、さらにT-1000の右手でサラコナーを突き刺そうとしたので、T-1000の右側(サラの左側)のイメージが強くなって、撮影上のミスを犯したものと思われます。
初めてカイル・リースはT2で何が起きたのか?を知る
上のシーンで、初めてカイル・リース(幻影)は、T1での自分の死後、サラの身に何が起きたのかを知り、涙ぐみます。シーズン2第14話は、基本的にT2の特別編(ディレクターズ・カット版)の、ぺスカデロ警察(州立)病院にいるサラコナーの夢のシーンをベースに作られているため、ずっとカイル・リースの幻影がサラのまわりに出てくるというオマージュ仕立てになっています。
カイル・リースがモーテルの窓際にずっと立って、ブラインド越しに窓の外をうかがっているのも、T1でのカイル・リースがモーテルでやっていたのと同じ仕草です。
プリティ・リトル・ライアーズでもモーテルとして使われた場所
この建物は、いろいろなドラマや映画でも撮影に使われており、例えばドラマ「Pretty Little Liars(プリティ・リトル・ライアーズ)」のシーズン1の何話か複数回にわたって、やはりローカルのモーテルとして登場しているようです。# Terminator Sarah Connor Chronicles 214