ライリーが入院した病院

サラコナークロニクルズ ロケ地

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サラ・コナーの家のバスルームで「ある事件」を起こして病院に運ばれたライリー・ドーソンが運ばれ、入院した病院(Bradley-Hahn Medical Center)。
(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第14話「大いなる存在 / The Good Wound」)

ライリーの病室のシーンになる前に、その都度、建物の外観が(イメージとして)映し出されます。

その病院の外観のロケ地(イメージとして使われた建物)は以下の複数の実在する病院が使われていました。

Bradley-Hahn Medical Center - Exterior 1 (Riley was hospitalized)

Film Location


シーズン2第14話の 03:26 あたりに登場するこのシーン、ロサンゼルスでもアメリカ国内の病院でもなく、なぜかカナダ・バンクーバーにあるバンクーバー総合病院の外観が、ライリーが入院する病院の外観イメージとして使われています。

これまでピコ・タワーデレク・リースと面会した拘置所と監視塔など、アメリカ国内のまったく別の場所にある建物がイメージとして使われたことはありますが、カナダの建物が登場したのはこれが初めてです。

Bradley-Hahn Medical Center - Exterior 2 (Riley was hospitalized)

Film Location


ライリーが運ばれ入院した病院は1つだけのはずなのですが、なぜかシーズン2第14話の 13:17~ および 20:31~ あたりの、ライリーの病室のシーンに入る前に、最初( 03:26 あたり)に使われた病院の外観イメージカット(上の Vancouver General Hospital)とは違う病院の建物がイメージとして2回も挿入されていました。
つまり病院の外観イメージとして使われた映像が、1回目と2&3回目が違うということです。

なぜ病院の外観イメージが変わったのか/変えたのか/ミスなのか?は謎です。

推測ですが、サラコナーが弾丸を摘出した病院のイメージ含め、いろいろな病院のイメージカットをストックしておいたものを、ミスでシャッフルして挿入してしまったのではないかと感じられます。

このライリーの病院のシーンの見所・解説

この病院の名前は Bradley-Hahn Medical Center

ライリーが入院したこの病院の名前は、Bradley-Hahn Medical Center(ブラッドリー・ハーン・メディカル・センター) で、フィクションの病院名です。

エピソードの冒頭のほうで、ジョン・コナーにライリーの症状を説明する医師(Dr. Manny D'Costa)が着ている白衣のネーム刺繍に、Bradley-Hahn Medical Centerと記載されていました。

病室の撮影は別の場所

ライリーが入院した病院の外観のイメージは上記の通りですが、内部の病室のシーンは、別の場所で撮影されています。理由としては、サラ・コナー・クロニクルズにおいて、まずカナダ・バンクーバーまで撮影しに行くことはないことと、あちこちの病院で撮影することはないためです。

おそらく病院内のシーンは、このサラ・コナーが銃弾を摘出した病院で登場したSt. Mary Medical Center でまとめて撮影されているのではないか、と推測します。

理由としては、St. Mary Medical Center でロケしている映画やドラマが多いためです。

ライリーが事件を起こした理由

ライリーがバスルームで事件を起こした理由ですが、ストレスが強い環境下ということもありましたが、どうも隠れた目的があって計画的に行ったようです。

後でライリーがジェシーに、「ジョンコナーが高校で同級生の事件に直面したとき(→ジョン・コナーの高校の落書きと事件の意味のシーン)、ジョンはその女子高生を救おうとしたが、キャメロンはそれを止めさせた。」のをライリーは見ており、「同様の事件を起こせば、ジョンとキャメロンをこじれさせ、引き離すことができるのでは?」との意図でリストカットを試みたようです。

ジェシーとライリーがジェシーとライリーのタイムトラベル到着地点にて未来からやってきたのは、未来でマシーンにべったりくっついているジョン・コナーからキャメロンを引き離すためでした。さらにジェシーは、ライリーをキャメロンに殺させる(つまりライリーを餌にする)ことでジョンをキャメロンから遠ざけようと目論んでいたのでした。

ジョン・コナーの言うことをきかないキャメロン

おもしろいのは、ジョンを守るためにやってきたキャメロンですが、「現代のジョン・コナー」の言うことや命令を、必ずしもきかない(No と言う)こともある、ということです。病院内のシーンでも、消えたライリーを「探すんだ!」と言うジョンに対して、「その必要はない。」とキッパリ言い放ち、しかとします。「現代のジョン・コナー」に対して、嘘をついたり隠し事をすることもあります。

ここがジョンの命令は何でもきくT2のシュワちゃんT-800と違うところで、キャメロンは独立して自らの意思決定の下、行動していることがわかります。実はキャメロンは、「未来のジョン・コナー」にリプログラムされた、というのも嘘で、元々サイボーグ・レジスタンスの使者として、人類側に送られてきていたのではないか?とも見ることができそうです。
→参考:最終話からループで伏線回収【ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ】

このシーズン2第14話では、サラコナーが銃で撃たれたり、ライリーが事件を起こしたり、とあちこちでいろいろなことが起こり、ジョン・コナーは重要な選択(意思決定)を迫られ、徐々にジョン・コナーが未来のリーダーとして成長していく過程も描かれています。未来において人類抵抗軍のリーダーとして重要な選択を迫られるジョン・コナーの基礎を形成した1要因にもなっているように感じられるエピソードです。

# Terminator Sarah Connor Chronicles 214

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