(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第7話「ナブルスの兄弟 / Brothers of Nablus」)
歯科医師が駐車場で車に乗って逃亡しようとしたところにキャメロンが追い付き、素手で車のドアのもぎ取って歯科医を引き出します。
その駐車場のシーンのロケ地はこちら。
The Parking, Cameron got the dentist
Film Location
- Warner Bros. Studios - Gate 3 - Visitor's Center Bldg.No.29(Franklin Parking Structure)
- 4301 W Olive Ave, Burbank, CA 91505 U.S.A.
- 座標:34°08'51.1"N 118°20'35.2"W
34.147518, -118.343096
壁がツタに覆われ、反対側は木の壁となっており、両サイドも対で車が止められるようになっており、その白線の太さなどが特徴的です。また、キャメロンとサラコナーの背後には、ワーナーブラザーズ・スタジオ特有の、茶色をベースとした案内板が立っており、一目でここがワーナーブラザーズ・スタジオ内であることがわかります。
ここはワーナーブラザーズ・スタジオの道路をはさんだ西隣にある、外郭的な駐車場施設です。その立体駐車場の奥にある非常階段など見落としがちな場所を駆使してロケが敢行されていました。
ここは一応、ワーナーブラザーズ・スタジオ所有の施設ですが、最上図のように、一般人も一般道から入ろうと思えば入れる場所にあります。
この駐車場のシーンの見所・解説
なぜサラコナーらは歯科医師の元へ向かったのか
なぜサラ・コナーら御一行は、この歯科医師ウォルター・オストロウスキーの所へ向かったかをおさらいすると、- サラ・コナーの家(シーズン2)に泥棒が入り、宝石(ダイヤ)やクレジットカード、キャメロンのレザージャケットなどが盗まれた。原因はライリーが警報機を解除したままにしたため。
- サラコナーらは犯人捜しに宝石を追い、宝石店をめぐり、このモイシェの宝石店と「ナブルスの兄弟」とはのシーンにて、モイシェからこの歯科医ウォルター・オストロウスキーの名前を得る
- 歯科医を上の駐車場で問い詰めたところ、歯科医自身はその泥棒ではなく、モイシェから借金をしており、サラコナーらはモイシェに代わってその借金の取り立てに使われたことが判明。
といった流れになっています。
珍しいロケ地
ワーナーブラザーズ・スタジオの道路を挟んで敷地外にあるこの駐車場で、他の映画やドラマも含めて、撮影されたという記録は見当たりません。仮に過去にあったとしても、誰もここで撮影したと気付いていないような、マイナーなロケ地となっています。ワーナーブラザーズ・スタジオで開かれる、「ELLEN」などのトーク番組の観覧に訪れた人は、この駐車場(GATE3 - Franklin Parking Structure)を利用することはあるようです。
"My Leather Jacket!"キャメロンの口癖(名言集)
「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」では、シーズンを通して(特にシーズン2の中盤以前)、キャメロンは以下のセリフを多用しています。I don't sleep.(私は眠らない。)
It's tight.(イケてる。)
Thank you for explaining.(ご説明ありがとう。)
My Leather Jacket!(私の革ジャン!)
これらはキャメロンの名言集(迷言集)になっており、特に"My Leather Jacket!"は、ターミネーターの自分の所有物に対する執着性がわかり、また笑えるシーンとなっています。
なぜこのレザージャケットに固執しているかは、このキャメロンのレザー・ジャケット(革ジャン)にて言及しているように、そのスカルのデザイン性に秘密があります。
【この駐車場のシーンの出演者】
- Sarah Connor(サラ・コナー)・・・Lena Headey(レナ・ヘディ)
- Cameron Phillips(キャメロン・フィリップス)・・・Summer Glau(サマー・グロー)
- Derek Reese(デレク・リース)・・・Brian Austin Green(ブライアン・オースティン・グリーン)
- Dr. Walter Ostrowski(ウォルター・オストロウスキー医師/歯科医)・・・Cornell Womack(コーネル・ウォマック)
# Terminator Sarah Connor Chronicles 207 dentist