第1話はニューメキシコ州アルバカーキ周辺にて、ほぼオールロケで敢行されている「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」(2話以降はロサンゼルス周辺やワーナーブラザーズ・スタジオへ移動)。
第1話にてマイルズ・ダイソン邸(設定上はロサンゼルス、撮影地はアルバカーキ)にて、ターミネーター・クロマティの襲撃で負傷したサラ・コナーが立ち寄ったスーパーマーケット。
Hi-Lo Market(ハイ・ロー・マーケット)
Film Location(ロケ地)- 2513 4th St NW, Albuquerque, NM 87102 U.S.A.
- 座標: 35°06'37.0"N 106°38'50.2"W
35.110286, -106.647273
ジョン・コナーが包帯と消毒液を買いに行かされたスーパーマーケット(コンビニ)。劇中では装飾なくそのまま店名などが出ていました。店舗の掲示がハングル(韓国語)だらけだったので、おそらく韓国系オーナーが経営していたお店だと思われます。しかし、残念ながら、2015年4月~2016年3月頃に閉業してしまった模様で、今は(建物はありますが)このお店はもう存在していません。
サラコナーとキャメロンは治療のため、そのまま隣のガレージに入っていくように見えますが、実際はそのガレージはHi-Lo Marketから少し離れた所に存在します。
- A・・・Hi-Lo Market
- B・・・Garage(ガレージ ※以下参照)
AとBは歩いて12分くらいの距離にあります。
応急処置のガレージ(倉庫)
負傷したサラコナーらが逃げ込んだガレージのロケ地(上図B地点)はこちら。Film Location(ロケ地)
- 2101 Commercial St NE, Albuquerque, NM 87102 U.S.A.
- 座標: 35°06'21.7"N 106°38'32.9"W
35.106036, -106.642474 - 現在は、Salteydogg METAL FAB(www.salteydogg.com)という金属加工のお店(最上図右)がこのガレージに入居しているようです。
キャメロンが倉庫のシャッターを片手で持ち上げ、サラコナーの車が倉庫内に入るシーン。高架下の落書きこそなくなりましたが、倉庫の外の景色も一致します。
T2のオマージュ連発
片手でシャッターを持ち上げ、サラの車が倉庫に入る・・・というのは「ターミネーター2(T2)」の同様のシーンのオマージュになっています。倉庫内でのシーンも同じくオマージュで、T2にてシュワちゃん型T-800からサラコナーが傷口を縫ってもらうシーン同様に、サラコナーがキャメロンに傷口を縫ってもらうシーンがあります。
T2にて、
T-800:I have detailed files on human anatomy.(私は人間の解剖学のファイルを持っている。)
Sarah:I bet, makes you a more efficient killer, right.(でしょうね、プロの殺し屋でしょうからね。)
T-800:Correct.(その通り。)
というサラとT-800のやりとりが前提となっています。そのため、「サラ・コナー・クロニクルズ」においてもサラは躊躇なく(キャメロンが傷の縫合等の医療知識を持っているという前提で)キャメロンに傷の処置を委託している、という背景があります。
また、キャメロンが夜明けまでずっと窓際で直立して外を警戒しているシーンも、T2でT-800が窓際で直立していたシーンへのオマージュとなっています。
「サラ・コナー・クロニクルズ」が、「T2」へかなりリスペクトを払いながら作られていることがよく分かります。
タイムトラベル到着地点のすぐ近く
このHi-Lo Market と応急処置のガレージがある場所のすぐ近くに、このT名物タイムトラベル到着地点が道路の元祖のロケ地となったインターチェンジも存在します。近場で効率的にまとめて撮影したようです。
このあと、T4とロケ地が同じである鉄道車両工場跡地(ターミネーター4とTSCC)のシーンへ続きます。
#Terminator Sarah Connor Chronicles 101 John's house film location