ターミネーター作品の楽しみの１つに「旅情感」というのがあります。ずっと追われる身なので、常に移動し続けるのが基本で、そのことが旅情感を感じさせ、旅をしている気分にさせてくれます。
旅情感を誘うものに、ガソリンスタンドや転々とする宿泊場所がありますが、今やジョン・コナーの聖地となった、「ターミネーター1」でのTIKI MOTEL（ティキ・モーテル）も、ファンの中では巡礼地のようになっています。
TIKI Motel（現: TIKI Apartments）
Film Location
- TIKI APARTMENTS（旧：TIKI モーテル）
- http://www.metahousing.com/location/tiki-apartments/
- 7301 Santa Fe Ave., Huntington Park, CA 90255
- Year Completed: 2017
- Type: Permanent Supportive | Units: 36
- 座標： 33°58'25.4"N 118°13'49.9"W
33.973730, -118.230536
1984年5月13日夜に、カイル・リースとサラ・コナーがここに滞在した結果、その約「とつきとおか」後の1985年2月28日にジョン・コナーが誕生した、ということになります。
取り壊されてはいない
この建物は2020年現在も健在で、モーテルからアパートに変わっています。2016年2月現在、TIKI MOTELのモデルとなった建物は取り壊しが始まっており、かつての姿を見ることはできない。TIKI MOTELがなくなってしまうのは非常に残念である。ちなみにとなりの建物も取り壊しが始まっている。すでにTIKI MOTELの建物はないものと思われる。
https://www.terminator-mania.net/locations/the_terminator/tiki_motel.html
と書いてあるサイトがあったのですが、リノベーション工事をしていたのを、「取り壊し」と勘違いされたのでしょう。
TIKIモーテルがTIKIアパートメントに改修されただけで、建物の基本構造は当時のままです。
アパートに変わったことにより、外装と入口の構図が若干、変わりましたが、今も上図のように当時を彷彿させる外観です。
一番変わったと感じるところは、入口。以前はモーテルだったので、車の出入りをフロントで確認しやすいように、またチェックインしやすいように、建物中央のフロント前を車が出入りするようになっていましたが、今はその通路の幅を縮小し、人だけが通れるように改修され、また、アパートに変ったことにより、その出入口に各入居者の郵便受けが設置されています。
入居者の車は、南側の出入り口から出入りするようになっています。各個室はモーテルからアパートに改修され、もちろん外装もきれいになっていますが、全体的な建物の構造や配置は、「ターミネーター1」の当時のままです。
一方、「人違い」サラ・コナーの家は・・・
尚、「ターミネーター1」のロケ地の建物といえば、AMTハードボーラーが炸裂した人違いサラ・コナーの家のほうは、その後、残念な結果になってしまったようです。→詳細：サラ・コナーの家のその後
