キャメロンがターミネーターしたボウリング場

サラコナークロニクルズ ロケ地

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サラコナーの家に押し入った強盗が、盗んだサラ・コナーのクレジットカードを使用したボウリング場。盗まれたクレジットカードの利用履歴情報を元に、キャメロンとサラ・コナーがボウリング場に駆け付けます。
(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第7話「ナブルスの兄弟 / Brothers of Nablus」)

そのボウリング場のロケ地はこちら。

Bowling Alley(Pickwick Bowl)

レーンのピンの上にある、壁の絵がなかなか特徴的なボウリング場です。

Film Location


レーンの絵だけでなく、入口やトイレの位置・形状も一致します。

このピックウィック・ボウルが入っているピックウィック・ガーデンは、ボウリング場以外にもアイススケートやダーツ、バー、宴会場や結婚式場まである総合レジャー施設です。

「ターミネーター・サラコナークロニクルズ」の撮影の本拠地であるワーナーブラザーズ・スタジオに近いため、このボウリング場がロケ地として選ばれたものと思われます。

このボウリング場のシーンの見所・解説

キャメロンは「ナブルスの兄弟」派、サラは「トーラの教え」派

強盗犯らはこのボウリング場の時間外を借り切って遊んでいたようで、そこへサラ・コナーとキャメロンが駆けつけます。盗んだクレジットカードや宝石、キャメロンお気に入りの紫のジャケットなどを返却させますが、サラはボウリング・シューズに履き替えた後の靴が4人分あるにもかかわらず、3人しかこの場にいないことに気づき、席を外しているもう一人を探しに男子トイレに向かいます。

サラがその場を離れた途端、キャメロンはターミネーターぶりを遺憾なく発揮して、(住所氏名・人相が知られているため)その場にいた3人をあっさりターミネートしてしまいます。つまり、このシーズン2第7話のタイトルの通り、「ナブルスの兄弟」を実行したということです。→参照:モイシェの宝石店と「ナブルスの兄弟」とは

その一方で、トイレにいた残党を発見したサラ・コナーは「トーラの教え(仕返し・報復はしない)」を選択し(←上記『モイシェの宝石店と「ナブルスの兄弟」とは』参照)、見逃してやることにしました。
しかし、このサラの情けは、後に仇となって返ってきます。

サラ・コナーたちのミスまとめ

クロマティがサラ・コナーたちの居場所をつきとめるに至った、サラ・コナーたちが犯したミスは以下の通り。
  • キャメロンのチップが不調になり、アリソン・ヤング化してしまった際に、更生保護施設を利用したことで顔写真等が役所に登録され、ハッキングしていたクロマティに行動範囲を知られてしまい、更生保護施設利用者のジョディ経由でBaumという偽名の苗字やスーパーなどさらに細かい日常生活範囲も知られてしまった。
  • ジョン・コナーがライリーを家に出入りさせている際、ライリーが警報機をオンし忘れ、泥棒侵入を許してしまったことで、Baum名義のクレジットカードなどが奪われ、外で使われてしまった。そのカード利用情報をハッキングしていたクロマティにさらに活動範囲特定を絞らせるに至った。
  • サラ・コナーがボーリング場で強盗一味の一人を見逃してやったことで、その生き残った強盗犯がクロマティに口外し、サラコナーの家の住所が特定されてしまった。

ということで、それぞれ複数のミスが重なって、クロマティによる発見につながってしまってことになります。

クロマティの不気味な作り笑い

クレジットカード利用情報を常時ハッキングしていたクロマティは、ジョディから聞いていた名前 BAUM(バウム・・・サラやジョン・コナーの偽名の苗字)という名義のクレジットカードが、このボウリング場で使われたことを把握し、ボウリング場に向かいます。


サラ・コナーが見逃してやった残党の一人に「優しく」語りかけ、ターミネーター特有の「不自然な作り笑い」とともに、その強盗が押し入った家(つまりサラコナーの家)の場所を聞き出します。

そしてシーズン1第1話から延々と追い回してきたクロマティと、ジョンとサラ・コナーは、次のシーズン2第8話「銃撃戦 / Mr Ferguson is Ill Today」で最終局面を迎えることになります。

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