(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第15話「出現 / Desert Cantos」)
その尾行した道路と住宅街のロケ地はこちら。
The Street where Sarah Connor followed Walsh
Film Location
- Warner Bros. Studios (Backlot) "Warner Village"
- https://studiooperations.warnerbros.com/portfolio_page/warner-village/
- 4000 Warner Blvd, Burbank, CA 91522 U.S.A.
- 座標: 34°08'54.5"N 118°20'00.7"W
34.148469, -118.333516 - Warner Bros. Studio Tour Hollywood(スタジオツアー)
URL: https://www.wbstudiotour.com/ja/
このWarner Villageの区画は、ワーナー・ブラザーズ・スタジオのバックロットの中でも、高級住宅街風な位置づけであり、大きめのお屋敷風の家屋が、比較的広々とした道路の両脇に、お庭付きで並んでいるセットになっています。道路がカーブしているのが特徴です。
背後に映っている山は、デレクが車を爆破したミュアー郡保安官事務所でも登場したサンタモニカ丘陵(Santa Monica Mountains)のリー山(Mount Lee)で、この裏側に有名な Hollywood Sign(ハリウッドサイン)があります。この山はカリフォルニア名物の山火事で燃えたこともあります。
ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアーに参加すると、だいたいジャングル・エリアの後に、このWarner Villageが 訪れるコースに組まれています。ただ、あまりこのWarner Villageには長居することはなく、通常、カートを止めずに素通りして、ブリッジビルディングの下をくぐっていく・・・というのがツアーのルーティンになっているようです。
この尾行のシーンの見所・解説
サラが尾行した人物は誰?
サラ・コナーが尾行していたのは、ゼイラ社のキャサリン・ウィーバーが雇った私立探偵 Walsh(ウォルシュ)です。バルチモアの元警官であると、デレク・リースとの会話で明かしています。しかし、デレクやサラ・コナーらは、この人物が私立探偵であることや、ゼイラ社のキャサリン・ウィーバーに雇われているとは知りません。もちろん、この人物が、実はA.I.タークを入手してキャサリン・ウィーバーに渡したことも知りません。
ウォルシュは結局、この尾行のシーンのあとに入った家の地下室で、スカイネット傘下のカリバ・グループの構成員、ジョージ・マッカーシーに地下で殺害されることになります。サラが地下に忍び込んだ際、床に付いていた血痕は、ウォルシュのものです。
唯一、Warner Villageが登場したシーズン2第15話
ワーナー・ブラザーズ・スタジオ内の、ブリッジビルディングを挟んで、東端に位置するこのWarner Village(ワーナー・ビレッジ)の区画ですが、不思議なことに、これまで「サラ・コナー・クロニクルズ」では(おそらく)一度も登場しませんでした。これだけワーナー・ブラザーズ・スタジオ内のありとあらゆる建物やスペースを使ってきたにもかかわらず、です。そしてこのシーズン2第15話のシーンで、ちょこっとこのWarner Villageの「通り」が使われただけで、家屋自体はほぼ使われませんでした。他のドラマか何かの撮影で使われていたのか、それともこのVillageの雰囲気が、サラ・コナー・クロニクルズのカラーやストーリーの用途と合致しなかった等、何か「ほとんど使用しなかった」理由があると思われます。
この尾行シーンの直後、私立探偵のウォルシュは、ある家の窓から中に侵入し、それを追ってサラ・コナーも窓から侵入するのですが、その「ある家」はWarner Villageとはまったく別の場所にある家屋でした・・・。
→続く:サラ・コナーが侵入し地下通路を発見した家
# Terminator Sarah Connor Chronicles 215 Max Perlich