追悼式・葬式が催されたチャーム・エーカーの広場

サラコナークロニクルズ ロケ地

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数日前に起きたこのハンターキラー製造工場(デザートキャニオン・ヒート&エアー)の爆破のあと、スカイネットの城下町と疑わしき街「Charm Acres(チャーム・エーカー)」にて追悼式~葬儀が催されるということで、調査がてら向かったサラ・コナー御一行。
(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第15話「出現 / Desert Cantos」)

そのVIGIL(追悼式/通夜)が行われていた広場のロケ地はこちら。

VIGIL Place (Charm Acres)

Film Location

  • Warner Bros. Studios (Backlot) "Midwest Residential Street" square
  • https://studiooperations.warnerbros.com/midwest-business-residential-st/
  • 4000 Warner Blvd, Burbank, CA 91522 U.S.A.
  • 座標: 34°08'54.9"N 118°20'10.3"W
    34.148591, -118.336201
  • Warner Bros. Studio Tour Hollywood(スタジオツアー)
    URL: https://www.wbstudiotour.com/ja/

ワーナーブラザーズ・スタジオ内のバックロットの、一番象徴的な中心部の広場がようやくサラ・コナー・クロニクルズにも登場した、という感じです。

ワーナーブラザーズ・スタジオ・ツアーに参加すれば、ほぼ100%の確率で訪れるほど、この広場は中心部にあります。

以前もこの広場の前の通りに面した、 は登場したのですが、この広場自体がサラ・コナー・クロニクルズにはっきりと登場したのは、これが初めてです。

サラコナーらの背後には、上述のWi-Fi'd It Internet Cafeやアンディ・グードの携帯電話ショップなどで使われた建物がしっかりと映っています。

この広場のシーンの見所・解説

Charm Acres(チャーム・エーカー)とは

フィクションの町ですが、このシーズン2第15話の冒頭の車内に流れるラジオにて、この町の説明がなされていました。そのラジオによると、チャーム・エーカーとは、人里離れた砂漠の中にある町で、住人の大半は、「ハンターキラー製造工場(デザートキャニオン・ヒート&エアー)」の従業員とその家族で構成されている、とのことです。

のちに、この町すべてがカリバ・グループ(スカイネットが審判の日を起こすために作った組織)によって監視されていたことがわかります。
→詳細:地下室で住民を監視カメラで管理していた家

サラ御一行のギャグ・トーク炸裂

この広場に入っていくシーンで、サラコナー御一行のおもしろい会話(ボケ・ツッコミ、ギャグ)が展開されています。

まずはキャメロンとデレク・リースの会話。
CAMERON: Native Americans believe that when their pictures are taken, their souls are stolen and locked in the photograph forever.
先住民は写真を撮られると魂が吸い取られ、写真の中に閉じ込められてしまうと信じていた。
DEREK REESE: I think you're safe.
お前は安全だな(メタルなんだから魂なんてないだろ)。

キャメロンはキャメロンが夜ドーナツ持参で通った図書館のエピソードのように、図書館その他で人間の文化や風習についていろいろ調べ、その蘊蓄を披露する癖があり、ここでもそれをブツブツと展開しています。それに対してデレクは、「お前はメタルなんだから、魂抜かれる心配なんていらねぇなぁ。」的なツッコミを入れています。

一方、サラとジョン・コナー親子の会話。
JOHN:God, I hate funerals.(葬式は嫌いだよ。)
SARAH CONNOR : I hate Skynet. (私はスカイネットが嫌い。)

と、会話がいまいちかみ合っていないというか、ジョンに相づちをうつより、サラコナーのスカイネット・アレルギーぶりをすかさず発揮しています。

なぜ葬式が開かれたのか?

そもそもなぜこのチャームエーカーという町で、追悼式および葬式が開かれることになったのかというと、キャサリン・ウィーバーが「ハンターキラー製造工場(デザートキャニオン・ヒート&エアー)」の従業員のほとんどをターミネートし、工場そのものを爆破したからです。

なぜキャサリン・ウィーバーが工場を爆破したのかというと、A.I.ジョン・ヘンリーが暗号化されていない通信を傍受したため、ジョン・ヘンリーがアクセスした痕跡が残っており、危険であることと、ターミネーターのエンドスケルトンの元となる大量のコルタンがこの工場に貯蔵されているため、それを破壊するためです。

キャサリン・ウィーバーのゼイラ社は、世界中のコルタンを買い占めており、この工場を営む「デザート・キャニオン・ヒート&エアー社」(スカイネット傘下のカリバ・グループが営む会社)は商売敵でもありました。(なぜゼイラ社がコルタンを買い占めていたか?というと、コルタンがスカイネットの手に渡ることを阻止するためです。)
→関連記事:キャサリン・ウィーバーT-1001が歌うサムソンとデリラ(シャーリー・マンソン)の意味

キャサリン・ウィーバーは、スカイネットと戦うために現代にやってきて、サイボーグレジスタンスの核となるA.I.ジョン・ヘンリーを作っていましたが、その脅威となるものはすべてターミネートしていっているわけです。

しかし、どうも工場には生存者がいるらしい、とのことで、以前、【チェス大会】タークvs.日本のときに、A.I.タークを入手する際に雇った私立探偵ウォルシュを再度雇って、このチャームエーカーの葬儀の調査(生存者探し)をしていたのでした。

このあと、サラコナーが私立探偵を尾行した住宅街のシーンへ続きます。

# Terminator Sarah Connor Chronicles 215

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