「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」は、映画「ターミネーター1(T1)」と「ターミネーター2」の続編として、T1、T2をこよなく愛しリスペクトする製作陣が作ったドラマとあって、T1とT2に対するオマージュ・シーンがたくさん盛り込まれており、楽しめるようになっています。
その中で、サラ・コナーに関するオマージュシーンを何点かピックアップしてみました。
ウェイトレス
サラ・コナーといえばその仕事はウェイトレス、ということで、「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」のシーズン1第1話では、ウェイトレスの制服シーンが挿入されています。同じウェイトレス姿ではありますが、T1の頃はまだ大学生、サラ・コナー・クロニクルズの時は、子ども1人(ジョン・コナー)を育てるシングルマザーという違いがあります。
上の2つのレストランのロケ地は、こちらサラ・コナーが働いていたレストランにまとめてあります。
銃のメンテ
サラコナーといえば、銃のメンテナンスシーンも印象的でした。同じアサルトライフル系(Colt)をいじるサラ・コナー。
T2では Colt Commando CAR-15 Variants を、サラ・コナー・クロニクルズでは Colt Model 933 をメンテナンスしてました。サラコナーは、何かに集中して精神を落ち着かせようとするときに、銃のお手入れをする傾向があるようです。
けんすい(懸垂)
T1のウェイトレスから、T2の筋肉質な兵士に変貌を遂げたサラ・コナーですが、T2でのサラコナーといえば、「懸垂でトレーニング」というイメージもあります。「T2」では収監されていたPescadero State Hospital(ペスカデロ警察病院)のベッドを立てて懸垂していたサラコナー。
そして「サラ・コナー・クロニクルズ」でもこの2軒を使い分けたサラ・コナーの家(シーズン1)の裏庭にあったブランコを使って懸垂していました。
ブランコ
さらにそのブランコは、「ターミネーター2」で核爆弾が投下される公園にあったブランコのオマージュであることは、第一話DVD付録の解説で製作者が明らかにしています。T2の未公開シーンの、未来の公園で遊ぶジョンコナーと娘のシーンでもブランコが登場し、ブランコはターミネーターにおける「平和」を表現するための1つのアイテムになっています。
→そのシーン:ターミネーター2オリジナル版最後の公園(劇場版との違い)
尚、サラ・コナー・クロニクルズのサラ・コナーを演じたレナ・ヘッディは、プライベートではボクシングで体を鍛えているそうです。
T2のサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)は銃アクション以外はあまりありませんが、サラ・コナー・クロニクルズのサラ・コナーは、スライディングタックルをしたり、結構、格闘アクションをこなしています。
「No Fate」と「嵐」
このブランコがあった裏庭では、チャーリーとサラ・コナーの会話の中で、No Fate what we make. (運命は定まっていない、自ら切り開くもの)や、
There's a storm coming. (嵐がやってくる)
といったターミネーターでの名セリフがオマージュとして連発で登場しています。
特に「No Fate」はその後も何回かサラ・コナー・クロニクルズでは登場します。 →詳細:サラコナーのナイフとNo Fateが出現したL70レストラン
それ以外にも「サラ・コナー・クロニクルズ」にはT1,T2へのオマージュがたくさん盛り込まれていますが、またページを改めて追記していきます。
# Terminator Sarah Connor Chronicles Judgement Day homage