ジェシーがくつろいだプール

サラコナークロニクルズ ロケ地

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未来のヒューマン・レジスタンスで潜水艦乗りのジェシー・フローレスがくつろいで日光浴を楽しんでいたプール。南国のリゾートっぽい雰囲気を醸し出していたので、おそらくここはジェシーが滞在しているAlistair Grand Hotel(アリステア・グランド・ホテル)内にあるプール、という設定なのでしょう。
(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第7話「ナブルスの兄弟 / Brothers of Nablus」).

そのプールのロケ地はこちら。

Jesse's Pool

Film Location



プール周辺を植木やマッサージ・ブースで覆って隠していますが、背後の建物がワーナーブラザーズ ランチ・ファシリティーズのプール脇にある建物と一致します。

実はこのプールはFBIのSWAT部隊が放り込まれたプールの水中シーンも撮影されたプールです。

また、そのプールの背後にある建物は、T1・AMTハードボーラーへのオマージュの家でも触れた、最初にターゲットとなったマーティン・ベデル(成人男性)の家としても使われていました。

このプールのシーンの見所・解説

ジェシーも「ナブルスの兄弟」を実行

デレク・リースが、宝石店を営むモイシェが、軽々しくジェシーの名前をサラ・コナーらに公言してしまったことを告げに来ます。

ジェシーは「あとでモイシェと話しをする。」として、日没までこのプールで日光浴を楽しみ、そのあと、45口径のRuger P90でモザンビーク・ドリルのごとく、モイシェを始末してしまいます。
このシーズン2第7話が「ナブルスの兄弟 / Brothers of Nablus」=「罪を犯した者や裏切り者は皆殺しにする」というテーマになっており、ジェシーの行動もそれにそった設定になっています。

プール・シーンが多いジェシー

このシーンに限らず、ジェシー(ステファニー・ジェイコブセン)は水着(プール)シーンが多い傾向があります。人類抵抗軍の潜水艦の乗組員ということで、「水」に関連づけてのことのようですが、シーズン2第18話などでもスイミング・プールのシーンなどがあり、そこではライリーを連れてよく泳ぎにきていたことも、プール・スタッフとの会話からもうかがえます。

また、デレク・リースがらみでのキス・シーンやベッドシーン、下着シーンも多く、秘め事も多いので、ジェシーはある意味、「サラ・コナー・クロニクルズ」においての「峰不二子」的役割を担っていたのかもしれません。

T-1001の独自路線を決定づけたジェシー

シーズン2第18,19話のエピソードになりますが、T-1001が人間から独立して行動するように決定づけたのは、ジェシーとその下の乗組員たちでした。上からの指令を正確にまっとうせず、かつプレッシャーに弱く、人間同士で疑心暗鬼に陥りグダグダになった潜水艦内での様子を見て、人間の弱さを知ったT-1001は、自らがもっと完璧な存在になろうと志し、ジョン・コナーの誘いを蹴って、独自路線を進むことになります。

ある意味、サイボーグ・レジスタンスを誕生させたのは部下をコントロールできなかったジェシーであると言っても過言ではないかもしれません。

# Terminator Sarah Connor Chronicles 207

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