チャーリー・ディクソンの家

サラコナークロニクルズ ロケ地

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サラ・コナーの元彼の救急救命士 チャーリー・ディクソンの家。

ニューメキシコ州でサラ・コナーが失踪(未来へタイムトラベル)後は、チャーリーはロサンゼルスへ移り住み、同僚のミッシェルと結婚してこの家に住んでいました。

2007年にタイムトラベル後、ジョン・コナーが外に抜け出した日に、こっそり訪れた家でもあります。その家のロケ地はこちら。

Charley Dixon House

Film Location

  • Warner Bros. Studios (Backlot) "MIDWEST STREET" corner
  • 4000 Warner Blvd, Burbank, CA 91522 U.S.A.
  • 座標: 34°08'53.9"N 118°20'09.7"W
    34.148313, -118.336027

  • Warner Bros. Studio Tour Hollywood(スタジオツアー)
    URL: https://www.wbstudiotour.com/ja/

似たような形の家屋が多いスタジオセットですが、画面向かって右側の、出窓の前にある二股に分かれた木が特徴です。

この家は「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」撮影当時は、鮮やかな黄色に塗られて目立っていましたが、今は目立たない色になっています。スタジオのバックロットの中心部の角にあり、ワーナーブラザーズ・スタジオ・ツアーで必ず通りかかるところにあるので、目にする機会も多いでしょう。

チャーリーいわく、

Well, you know, we always thought we'd raise kids in this house, but you just can't plan for anything now, can you.
この家で子どもを育てるつもりでいたのが、もう人生先が見えない。
(シーズン2第2話)

と見送りに来たエリソンに言い残し、クロマティにねらわれているので、この家を妻ミッシェルとともに出て行きました。

尚、このチャーリーの家の向かって右側の家屋は、エンリケの家や、ヴィックの家、そしてバックヤードはサラコナーの家として撮影に使われていました。

同じ建物を違う用途に何度でも使う、それが「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」です。登場人物や設定上の移動が多いため、家屋が足りなくなったのかもしれません。

Buildings behind Charley & Michelle



ちなみに、このチャーリー宅に飾られていたチャーリーと奥さんの写真の背景に映っていた建物はこちら。

Film Location

上のチャーリー宅の目の前の広場の一角にある、白い教会の前でこの写真は撮影されています。

チャーリーの背後に映っている茶色の建物の右隣りは、あのWi-Fi'd It Internet Cafe【ネットカフェ】の建物です。

また、ここの広場は、追悼式・葬式が催されたチャーム・エーカーの広場のロケ地としても使われていました。

チャーリー・ディクソンの家に関する見所など

住所と家屋の表示が違う

シーズン1第2話で、ジョン・コナーがこのチャーリー宅へこっそり忍び込んだ時、手に取った郵便物の住所の宛名が、

Charley and Michelle Dixon
8223 Paper Street Sherman Oaks CA 91372

となっていましたが、

シーズン2第2話でチャーリーがこの家を出る際、玄関の柱に書かれていた住所表記は 1244 になっていました。撮影時はそこを統一させるまでは気が回らなかったようです。

もちろん、どちらも架空の住所です。

ライリーの家と同じ

このチャーリーの家ですが、あとでライリー・ドーソンの家としても使われました。

チャーリーの家にもライリーの家にもジョン・コナーは訪れているので、ジョン・コナーは、この家屋に2回、出入りしていることになります。

お別れを言いに来たエリソンの意味は

チャーリーが家を出る(引っ越す)だけなら、チャーリーと奥さんのミッシェルだけの登場でいいはずなのですが、わざわざエリソン(捜査官)が見送りに来ています。

これはおそらく「エリソンがクロマティをジョンコナーの元に導く」の伏線として描かれたものと思われます。実際、この直後、妻ミッシェルはクロマティに誘拐され、それをダシに、クロマティはジョン・コナーの居場所を突き止め、(サンタモニカ・ピアにて)ジョン・コナーを襲います。

おそらく、エリソンを張っていたクロマティが、そのままチャーリーの車を尾行して、犯行に及んだものと思われます。

チャーリー役ディーン・ウィンタース

チャーリー・ディクソン役はパイロット版では違う役者さんが演じていましたが、撮り直しされた第1話から、Dean Winters(ディーン・ウィンタース)が演じています。

  • ディーン・ウィンタース(Dean Winters)
  • 1964年7月20日生
  • アメリカ・ニューヨーク出身

「サラ・コナー・クロニクルズ」では本当は第1話のみの登場予定でしたが、ディーン・ウィンタースのデキや雰囲気がよかったため、その後シリーズ全般を通じて登場することになりました。

そんなディーン・ウィンタースですが、実はサラ・コナー・クロニクルズの撮影が終わった後の2009年7月、病に倒れ、救急車で運ばれる途中、2分半の心臓停止になったそうです。

その後ICU(集中治療室)で1ヶ月、そして3ヶ月の入院生活で10回の手術を受け、「死からの生還」1周年を祝ってパーティーを開くほど回復したそうで、現在は無事に仕事に復帰してますが、何やら“bacterial infection”で右手がダメになり、そのため、皮膚や筋肉を右手に移植するほどの重症だったとのこと。

まさに上の場面で

you just can't plan for anything now, can you.
もう人生先が見えない。(シーズン2第2話)

と言ったセリフが現実になってしまったようです。

(参考)
30 Rock, Oz Star Dean Winters Talks About What It Felt Like to Die
https://www.eonline.com/news/186569/30-rock-oz-star-dean-winters-talks-about-what-it-felt-like-to-die

Dean Winters’ amazing journey back from death
https://pagesix.com/2010/06/18/dean-winters-amazing-journey-back-from-death/

サラ・コナー・クロニクルズでは、レジスタンスではない人類の普通一般人代表的な役割で、また、サラの恋人として、また、ジョン・コナーにとっては父親的存在として、また、デレク・リースの命の恩人としていい味を出し、ドラマに付加価値を与えていた貴重な俳優さん。地味ながらもおそらく日本にも隠れファンは少なからずいるのではないでしょうか。

# Terminator Sarah Connor Chronicles 102

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