デレク被弾とVICKのチップを引き抜いた湾岸道路

サラコナークロニクルズ ロケ地

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この監視塔がある拘置所でデレク・リースと面会した後、デレクを輸送する護送車をサラ・コナーとキャメロンらが急襲した場所。
(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン1第5話「チェス大会 / Queen's Gambit」)

このロケ地はロサンゼルスのTerminal Island(ターミナル島)にあります。コルタン着のLA港とキャメロン製造工場Depot 37が撮影された場所のすぐ近く(手前)です。

デレク・リース救出現場(Derek Reese Rescue Scene)

Film Location(ロケ地)


ジープと護送車の背後に、一番上の写真の建物(工場跡)が映っています。建物の両サイドに2つずつ付いている煙突が特徴的です。護送車に飛び乗るキャメロンは明らかにサマー・グローではない、スタントウーマンが演じています。

この辺りは、撮影された2006-2007年当時は、工場や倉庫などがたくさんあったのですが、現在では上の写真の建物ぐらいしか残っていません。この煙突付きの趣ある建物も、もうすぐ無くなってしまうのかもしれません。

Derek got shot, Cameron terminated Vick scene

Film Location


デレク・リースが撃たれ、キャメロンがヴィックのチップを抜き取ったシーンは、上の護送車襲撃シーンのすぐ脇にある Ways Stで撮影されています。

撮影した年月日に近い、2008年10月のGoogle ストリートビューでは、

ドラマの中と同様に、この建物周辺にタンクなどが映っているのですが、現在はもう周辺の建造物はほとんど取り壊されてしまっています。

劇中、デレク・リースらの後ろには、緑の橋 Vincent Thomas Bridge(ヴィンセント・トーマス橋)が映っています。

ちなみにこのヴィンセント・トーマス橋は、『トップガン』『ビバリーヒルズ・コップ2』『ラスト・ボーイスカウト』などを手掛けたトニー・スコット監督(リドリー・スコット監督の弟)が飛び降りた橋でもあります。

このシーンの見所

T2のオマージュ「チップと片腕」

映画「ターミネーター2」では、「ターミネーター1」で残されたターミネーターのチップと片腕をベースとして話が進んでいますが、「サラ・コナー・クロニクルズ」でも、そのオマージュとして、この後の数話は、このバトル時のターミネーター・VICKのチップと、紛失した片腕をベースに話が進んでいきます。

この時得たヴィックのチップを解析することによって、ジョン・コナーはターミネーターのチップについて学んでいき、将来、ターミネーターを捕獲して再プログラムする時の礎を築いていくことになります。
→詳細:ジョン・コナーの訓練物語(なぜ救世主になれたか)

I call shotgun.「オレ、ショットガン」の意味は?

このデレク救出の現場に向かう際、高校にジョン・コナーとキャメロンをピックアップにいったサラコナーが、「遠足に行くわよ!」と呼びかけたのに対して、ジョン・コナーが「俺、ショットガン!」と言って車に乗り込む・・・という、日本人にとっては謎のシーンが収録されています。

SARAH: Field Trip. (遠足に行くわよ!)
JOHN: I call shotgun. (オレ、ショットガン!)
CAMERON: I call 9mm. (私、9ミリ拳銃。)

この会話におけるショットガンとは助手席のことを指しているのですが、詳しくはこちらI call shotgun, I call 9mm.【ショットガン】とはにまとめてあります。

キャメロンのナイフ - ProTech TR-3 X1/X2

ターミネーター・VICKとのバトルの後、VICKのチップを取り出す際に使ったナイフが、ProTech製の「 TR-3 X1/X2 」。シーズン2最終話までこの「TR-3」を愛用していますが、シーンによって、「TR-3 X1」になっていたり、「TR-3 X2」になっていたりします。

詳しくはこちら→キャメロンとサラ・コナーのナイフにまとめてあります。

この埠頭でターミネーターVICKに撃たれたデレク・リースは、こちらの2軒を使い分けたサラ・コナーの家(シーズン1)に運ばれ、輸血が必要となり、問題の血液型のシーンにつながることになります。

# Terminator Sarah Connor Chronicles 105 cameron's knife

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