「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第9話「フィッシャー / Complications」
そのジェームズ・エリソンの家のロケ地はこちら。
James Ellison's House
Film Location
- Warner Bros. Studios (Backlot) "Midwest Residential Street" near LOT W
- 4000 Warner Blvd, Burbank, CA 91522 U.S.A.
- 座標: 34°08'53.2"N 118°20'09.7"W
34.148120, -118.336023
- https://studiooperations.warnerbros.com/portfolio_page/midwest-business-residential-st/
- Warner Bros. Studio Tour Hollywood(スタジオツアー)
https://www.wbstudiotour.com/ja/
ちなみにこのエリソンの家は、シーズン2第7話の冒頭、エリソンがエリソン型ターミネーターに襲われた時と、その後エリソンが殺人容疑で逮捕された時にも(屋内玄関周辺のみですが)登場していました。
このエリソンの家のシーンの見所・解説
よく使われる家屋
同じ作品内でワーナーブラザーズ・スタジオ内の同じバックロット(家屋セット)を別の用途で使いまわすのはよくあることですが、このエリソン邸の家屋は、使いまわし最多といっても過言ではないほど、使われています。例えば、- サラ・コナーの家(シーズン1)←裏側(バックヤード)
- 人間と家庭生活を営むターミネーター・ヴィックの家
- エンリケ・サルセダの家←屋内のみ登場
- ターミネーターをテルミットで燃やした小屋(納屋)
エンリケがキャメロンにターミネートされた部屋で、エリソンがキャメロンにぶん投げられている、という不思議な現象が起きています。
使いまわしができるだけバレないよう、同じアングルで撮影することは極力避け、部分部分だけ(例えば玄関だけ、家の左側だけ、裏側だけ等)家屋を映すような努力をしていることが画面からもうかがえます。
サラと犬の写真
キャメロンがエリソンをぶん投げて散乱した家財の中から、ジョン・コナーは母親(サラ)の写真を見つけます。これ「ターミネーター1」のエンディングでサラコナーがガソリンスタンドで撮られた写真(のレナ・ヘッディ版)です。なぜエリソンの家にあったかというと、FBI捜査官であるエリソンが、サラコナーに関する捜査資料を家に持ち帰って仕事をしていたからです。(エリソンが資料を持ち帰ってビデオ等チェックしているシーンはシーズン1第7話などで確認できます。)
そのため、サラコナーが逮捕されて押収された資料の中に、あのガソリンスタンドの写真が含まれており、それがキャメロンの乱闘で出てきた、ということです。
その写真は、未来でカイル・リースが未来で地下壕の中で眺めていた写真となりますが、「サラ・コナー・クロニクルズ」においては未来までどのような経路をたどってカイルリースまで、その写真が引き継がれていったのかは不明です。
エリソンをひっくり返すキャメロン
このエリソン邸でのキャメロンの追及の最後、床に倒れているエリソンをキャメロンがひっくり返す「お笑い」シーンがあります。その「ひっくり返した意味」については、こちら亀とターミネーターとブレードランナーのほうにまとめてあります。# Terminator Sarah Connor Chronicles Richard T. Jones