(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第11話「ピコ・タワー / Self Made Man」)
この銀行強盗のシーンのロケ地はこちら。
La Brea Savings and Loan
Film Location
- La Brea Savings and Loan(ラ・ブレア銀行)
in Warner Bros. Studios (Backlot) "Hennesey Street" - 4000 Warner Blvd, Burbank, CA 91522 U.S.A.
- https://studiooperations.warnerbros.com/hennesey-st/
- 座標: 34°09'00.7"N 118°20'13.3"W
34.150203, -118.337025 - Warner Bros. Studio Tour Hollywood(スタジオツアー)
URL: https://www.wbstudiotour.com/ja/
このバックロット(セット)は、その看板が付いている部分が出窓(ショーウィンドウ)のように(出入口よりも通り沿いに突き出ているように)後付けすることもできれば、その出っ張り部分を取り外すことも可能になっているようです。
銀行名のラ・ブレアとは、ロサンゼルスにある地名で、ターミネーターをバレットM82で倒した森林にて、デレク・リースも「ラ・ブレア」と口にしていました。
この銀行強盗シーンの見所・解説
なぜターミネーターが銀行強盗するのか?
なぜターミネーターT-888ことマイロン・スタークが銀行強盗をするのか?といえば、それはすべてピコタワーを建設するためにあります。マイロン・スタークは「2010年12月31日に、ピコタワーでカリフォルニア州知事を暗殺するように」プログラムされてタイムトラベルしてきたため、その暗殺を現実化することに動機のすべてがあります。
このあたりは、マイロン・スタークがシークを観た映画館にまとめてあります。
ピコタワーを建てるためにお金を集めるには、1920年当時では銀行強盗が一番てっとり早い方法であるとマイロン・スタークは判断したようです。
このマイロン・スタークの行動を、キャメロンは、
Cameron Phillips: It's a very effective strategy.(一番 手っ取り早い戦略)と評していました。
ターミネーター作品でトンプソン・サブマシンガンが初登場
いろいろな重火器が登場するターミネーター・シリーズですが、ターミネーター史上 初めて、トンプソン・サブマシンガンが登場しました。トンプソン・サブマシンガン(Thompson submachine gun)は、アメリカ合衆国で開発された短機関銃である。禁酒法時代のアメリカ合衆国内において警察とギャングの双方に用いられたことで有名になった。1919年から累計170万挺以上が生産され、今日でも民生用モデルの製造が続けられている。頑丈な構造を持ち、耐久性と信頼性に優れ、5kg近い重量のおかげでフルオート射撃を制御しやすい特性から、世界各国で広く用いられた。クラシックカーのパトカーに向かって、ドラムマガジンのトンプソン・サブマシンガンを撃ちまくるという、いかにも禁酒法時代のギャング、という感じでマイロン・スタークの演出がなされていました。この時の警察のレポート(図書館にあった音声記録)では、マイロン・スタークは警官からの発砲で30発は被弾したそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/トンプソン・サブマシンガン
アイソトープ銃(第1話)にもトンプソン
実は「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」でトンプソン・サブマシンガンが登場したのは、これが初めてではなく、シーズン1第1話の貸金庫型タイムマシーンの銀行(Security Trust of Los Angeles)内で登場したアイソトープ銃は、トンプソン・サブマシンガンのフォアグリップなどをベースに作られたものでした。M41Aパルスライフル(エイリアン2)にもトンプソン
ちなみに映画「エイリアン2」で登場したアイコニックな銃M41Aパルスライフルも、トンプソンが基本ベースとなっています。→詳細:接近戦にはこれが一番だ【エイリアン2】の意味
# Terminator Sarah Connor Chronicles 211 Myron Stark An effective strategy