「ターミネーター3」というキーワードで検索すると、下図のような関連キーワードがあがってきます。
これは「ターミネーター3」という単語と併せてこういうキーワードで検索する人が多い、ということを意味しているのですが、ターミネーター3・・・ひどい、黒歴史、ジョンコナーがアレコレ・・・というマイナスキーワードが多いところに、この映画の世間一般の評価が表れてしまってます。
ちなみに「女」というのは、実際に「ターミネーター3 女」で検索してみると、T-Xを演じたクリスタナ・ローケン(Kristanna Loken)の画像ばかりが出てくるので、この「女」というのは、ケイト・ブリュースター役のクレア・デインズ(Claire Danes)のことではなく、こちらT-X くびれ重視の繊細な女型で述べたように、T-X(クリスタナ・ローケン)を指すようです。
そんなグダグダなターミネーター3ですが、ジワるマニアックな楽しみ方があるので、シーン毎にご紹介します。
T-850 マシーンなのにスペルミス
まず、T-850ことアーノルド・シュワルツェネッガー(以下シュワちゃん)が、未来からタイムトラベルで現代へ裸で到着した登場シーンの後、T-850は「レディースナイト」のショウが行われているバーパブ「Desert Star」へ、服を探しに向かいます。ちなみにこのバーパブ「Desert Star」のロケ地はこちらAgua Dulce(アグア・ダルシー)を彷徨うサラ・コナーが撮影されたAgua Dulce(アグア・ダルシー)の町の外れにあります。
そのバー「Desert Star」へ入る入口で、バーのボディーガード(守衛)の服のサイズをターミネーターT-850がスキャンするのですが・・・そのスキャン結果として表示されたターミネーターのコンピューター画面のブリーフのスペルが間違えてしまっています。
(誤)BREIFS →(正)BRIEFS
コンピューターのはずなのに、大丈夫なのでしょうか、T-850!?
後続作品の「ターミネーター・ジェニシス」「ターミネーター・ニューフェイト」では、老化ターミネーターが登場していましたが、「ターミネーターの老化」はすでにこの「ターミネーター3」から始まっていたのかもしれません。
何やらこのターミネーター3という映画、冒頭から作品の仕上がりに暗雲が立ち込める仕上がりとなっています。
電波なし電池なしでも使えるT-Xの携帯電話
一方、女型ターミネーター T-Xは、ビバリーヒルズにタイムトラベルで到着します。早速、女性から奪った携帯電話(Nokia 9210 Communicator)でネットにアクセスを試みるT-Xことクリスターナ・ローケンですが、その手元のアップで映し出された携帯電話のディスプレイをよく見ると・・・
電波のアンテナはゼロ本、電池バッテリーもほぼゼロの状態。
これでは通信はできないはずなのに、T-XはFAXを送信する時のようなピーヒョロヒョロヒョロヒョーと通信回線接続音を口で奏でながら、なぜか通信できているというシュールなシーンがあります。
おそらく撮影用のプロップの携帯電話を使ったので、通信機能を持っていなかったのだと思われます。
トラックが・・・消えた
続いてT-Xがビバリーヒルズで車を奪って颯爽と飛ばすシーン。前方のトラックを追い抜くのですが、次の瞬間、そのトラックがどこにも映っていません。一瞬にしてトラックが消えるという手品が映画内で起きていました。
パトカーのナンバープレートが、突然変わる
そのスピード違反のT-Xの車を、同じくビバリーヒルズでパトカーが止めるシーン(T-Xが“what is sexy”「セクシーとは何か」の看板を見て胸を膨らますシーン)となります。そこで、止まったパトカーのナンバープレートの下6ケタが最初は・・・「534860」だったのですが、次のカット切替では「1078234」に入れ替わり、パトカーが瞬時に別のパトカーに変わってしまっていました。
ドライブスルーになっていないハンバーガー屋
未来の脅威となるジョン・コナーの同級生の暗殺を始めたT-X。そのジョンの同級生の1人が勤めているハンバーガー屋Jim's Burgers(ジムズ・バーガー)のドライブスルーに車で乗りつけたT-Xですが、よく見ると、T-Xがイン・アウトした出入り口が同じ。(インした入口からUターンしてアウトしていることになっています。)ドライブスルーなのにドライブスルーしていません。 しかもインの時にT-Xが話しかけたマイクとスピーカーを兼ねたこの店のキャラクター看板が、出る際には消えてしまっています。
車がまっすぐ進んだはずなのに、なぜか一瞬で車は180度 反転しており、入口が出口に瞬時に成り変わる、という不思議なドライブスルー・ハンバーガー屋さんになっていました。
ちなみにこのJim's Burgers、実在するハンバーガー屋さんです。
- Jim's Burgers
- 1901 E 1st St, Los Angeles, CA 90033 U.S.A.
- 座標:34.046613123177835, -118.21712370053484
上の航空写真を見てもわかるように、ドライブスルーに車の列ができており、人気のハンバーガー屋さんであることがうかがえます(ただ単にオーダーから出来上がるまで時間がかかるお店・・・というだけの可能性もあります)。
本来、この店でドライブスルーをする際は、店の北西側の N State St.に面した入口からインして、南東側の1st St.側でアウトするようになっているのですが、映画ではT-Xは、1st St.側からインして1st St.側でアウト(+銃発砲)しています。
ケイトの携帯電話がコロコロ変わる
ターミネーター3の劇中、実は獣医ケイトの携帯電話がコロコロ変わるという現象も起きています。最初の夜半に患者に起こされるシーンでは、青と白のデザインの「NOKIA8310」だったのですが、その後、動物病院のオフィス内では「NOKIA」の別の型番の携帯電話に変わってしまっています。
突っ込んだトラックの位置がコロコロ変わる
動物病院にてケイトを襲ったT-Xをトラックではねて、そのまま建物に突っ込んだT-850。突っ込んだ時は、トラックのドア半分くらいまでが壁に埋まっており、車のドアの開け閉め、乗り降りはできないはずなのですが・・・次のシーンでは(トラックは自動的に少し後ろに下がったのか)、T-850ことシュワちゃんがさっそうと左側から降りて登場します。
しかもさらにおかしなことに、動物病院内のジョン・コナーの背後に突っ込んだトラックが映っていますが、トラックの後方の荷台部分までもが建物内の中に入っており、シーン毎にシュワちゃんが乗っていたトラックの位置が都合よく変わっているという摩訶不思議な映像となっています。
撮影カメラとスタッフが思いっきり画面に映っている
ジョン・コナーがケイトを動物病院のトヨタ・トランクの荷台に閉じ込めたまま動物病院から逃げる途中、わき見運転で前方の車に衝突してしまうシーン。このシーンで道路左に停車しているジャガーの背後に、撮影カメラと撮影スタッフが思いっきり映ってしまっています。これだけハッキリと映画本編の中に撮影カメラが映りこんでしまっているまま、公開された映画も非常に珍しいかもしれません。
また、この後に続くカーチェイスのシーンでも、T-Xが運転するクレーン車のサイドミラー内に、撮影用の大きな吊り上げ用のクレーン車も映りこんでしまっています。
ぶつかる前に壊れてしまっている車(撮影順がシャッフル)
上記のカーチェイスシーンはgoofs(撮影ミス)のオンパレードなのですが、すべてを列挙するときりがないので、一部だけ紹介します。ジョンコナーの車を追ってT-Xが操作するパトカーや消防車がやってきますが、その横、反対車線を通る車のテールライトとバンパーが(まだぶつかってもないのに)すでに壊れています。
しかし、次のシーンで、T-Xが運転するクレーン車が曲がってきたときは、その赤い車、テールライトもバンパーもまったく壊れていません。
そしてその後にT-Xのクレーン車と衝突して、リア・バンパーがようやく壊れます。
つまり、間違って先にT-Xのクレーン車を衝突したシーンを撮影してしまい、その後に、パトカーとすれ違うシーンを撮影してしまったことがこれからわかります。
シュワちゃんの白バイのウィンドシールドが消えたり付いてたり
このT-Xとのカーチェイスのシーン、T-850が乗っている白バイのウィンドシールド(前面のガラス)が、最初は通常通り付いていますが、T-Xのクレーン車にシュワちゃんが吊り上げられる際には突然、一瞬、消えてなくなります。おそらくスタントマンのスタントの邪魔になるので取り除いたものと思われます。その後、その白バイが後続の車に轢かれる際には、またウィンドシールドは元にもどっている・・・というコマつなぎ。
これと同じようなことは映画ではたくさんありますが、例えばT2でも、T-1000が用水路で運転するトラックのフロントガラスが取れたのに、また付いていたりする有名なシーンがあります。
T-Xのクレーン車のクレーンの向きが前だったり後ろだったり
カーチェイス中のT-Xが運転するクレーン車の、クレーンの向きが後ろに向いているのに、次のパトカーにぶつかる瞬間にはクレーンが前を向いていたりします。あの巨大なクレーンが一瞬で180度回転するという手品が展開されています。
しかもカーチェイスの最中、そのクレーン車のサイドの4本の足(アウトリガ)が出ていたり、引っ込んでいたりもしています。
運転中なのにギアがパーキング
T-Xのクレーン車をマンホールに引っ掛けてつぶした後、T-850ことシュワちゃんがジョンが運転する動物病院のトラックに乗り込んでくるシーン。ハンドルの付け根に付いているギアを見ると、一番上に上がっており、パーキング(P:駐車)状態になっています(しかし運転できています)。
このことから撮影用の牽引車の荷台にトラックを載せて運転席のシーンが撮影されていることがわかります。
そして続くシーンでは、助手席に移ったジョンの右背後のシートベルト・ホルダーにはシートベルトが映っていませんが、次のT-850がジョンが大丈夫かどうか検査するシーンでは、そのシートベルト・ホルダーにシートベルトが突然現れるという摩訶不思議な怪奇現象が起きています。
尚、このジョンコナーが運転するトヨタ・トラックの左運転席側のドアが、カーチェイスの最中、付いていたり、外れていたりの摩訶不思議現象を引き起こしています。
電波障害?なのにカラーバー出てる件
ジョン・コナー(ニック・スタール)を引き連れて移動途中、コンビニのam pmに立ち寄ったターミネーターT-850一同。T-850の説明にもあったように、何やら
スカイネットは、電波などのネットワークをジャックし、携帯電話や放送電波などの電波障害が起き始めた
とのことで、その証として、ケイトの携帯電話の電波がつながらないとか、am pmの店内カウンターのクレジットカード決済ができなくなっているとか、テレビなどが映らない、というシーンが挿入されているのですが・・・
しかし。
コンビニ内のTVにはカラーバーと、
We are experiencing technical difficulties
Please stand by
Do not adjust your set
の文字がしっかりと映っています。
カラーバーとは文字通り、放送局が、色がちゃんと表示されるかどうかなどをチェックするバーのことで、放送局の電波がきちんと届いていることを証明するものです。
つまり、カラーバーが表示されているということは、TV局がただ単に放送を(自主的に)していないだけで、電波障害は起きていないことをこのカラーバーは証明しています。
本当に電波障害がスカイネットにより引き起こされているというのなら、このテレビモニターには砂嵐が映っているべきなのですが・・・。この辺りの作りも、ターミネーター3の「ちゃちさ」が出てしまっていて、逆に面白いものがあります。
無限に入れられる魔法の買い物かご
同じくこのコンビニ am-pmでのシーン。店内でぶっきらぼうに買い物カゴに食糧を詰め込んでいくターミネーターことT-850のシュワルツェネッガー。早々に買い物カゴは満杯になりますが・・・
次のカットでは一瞬にして買い物カゴがほとんど空の状態にもどってしまっており、そしてまたぶっきらぼうにキャンディやら何やらを詰め込んでいく・・・のシーンの繰り返し。
このカゴはいくらつめても満杯にならない無限のカゴのようです。
銃痕の七変化
墓地から棺おけをかついで出てきたターミネーターT-850。早々に一斉射撃を受け、棺おけに銃痕が刻まれますが、次のシーンではその棺おけにできたはずの銃痕が消えています。そしてT-850の背後の墓石に付いた銃痕も変化しています。
ちなみに、墓標に刻まれたサラ・コナーの年齢(生年)も間違っていました(後述)。
→詳細:ターミネーター3がジョン・コナーの年齢を間違った原因
刑事の車のハンドルの色も一瞬で変わる
刑事の車に乗ってT-Xが墓地に着くシーン。後部座席から運転席の刑事を体を突き破ってハンドルを握るシーンで、突き破った瞬間はハンドルはグレーですが、次のカットではハンドルはライトブラウンに切り替わる・・・というカット(小道具)の接続ミスが起きています。
【悲報】T-Xの限界・短所
その刑事の車から降りたT-Xですが、ケイトの婚約者スコット・ピーターソン(演じるは マーク・ファミグリエッティ)に扮してケイトに近づいていきます。しかし実はこれはありえないシーンなのです。
というのも、T-Xを演じたクリスターナ・ローケンは、ケイトの婚約者役のマーク・ファミグリエッティよりも10cm以上も背が高く、つまり骨格(エンドスケルトン)があるT-Xは、自分の骨格より小さな人間には成り切れない=ケイトの婚約者には正確には擬態できない、という矛盾が生じるためです。 そのため、撮影では、男性のマーク・ファミグリエッティのほうが厚底靴を履いてT-Xの身長に合わせるようにして撮影する・・・という、メンズにとっては悲しき事態になってしまいました。なぜなら、ケイトの婚約者からT-Xに外見が変身していくCG(VFX)をかぶせるとき、両者がまったく同じ身長と動きをした2つの映像を用意しなければならないからです。
また、T-Xは、骨格があるばかりに自分よりも小さな人間には化けられない、せっかくの外皮の液体金属にも限界が生じるという、弱点を露呈してしまったシーンでもあります。
T-Xが乗ってきた車と道路が・・・ない
引き続きこのお墓の戦闘シーン。ケイトに近づきプラズマ砲を発射しようとしたところにT-850がカットインし、バズーカ砲を撃ち、吹き飛んだT-Xですが・・・
ケイトに近づくときには映っていたT-Xが乗ってきた車とその道路が・・・T-Xがバズーカで吹き飛んだ際にはまったく見当たらず。いったい一瞬前までそこにあった車と道路はどこに消えてしまったのでしょうか。
飛行機の機体番号がコロコロ変わる
映画の後半、ジョン・コナーとケイトが乗った飛行機の側面の機体番号はN3035C。しかし、次の飛行機が空を飛んでいるカットでは、機体番号はN3973Fへ変わってしまっています。(離陸前)N3035C → (飛行中)N3973F → (着陸後)N3035C
つまり飛んでいるシーン用の飛行機と、地上用の飛行機がそれぞれ別の機体を使ったということです。上のコンビニの買い物カゴのシーンといい、カット割の接続ミスは映画やドラマにはよくある話ではあるものの、ことさらターミネーター3はその数が多いのもT3の特徴となっています。短期間に急いで作ったのでしょうか。
影の向きが違う
続いて、飛行機でクリスタル・ピーク基地へ着いたジョンとケイト。その時の飛行機とジョンらの影を見ると、画面のこちら側へ向かって伸びていることが確認できます。しかし、次の基地の扉を開けたシーンでは、影は外から中のほうへ向かって伸びています。
これは撮影場所を変えたか(基地内はセットか)、もしくは飛行機到着のシーンから、基地へ入るまでのシーンを撮影するまで、数時間が経過したことがうかがえます。
入口がまったく壊れていない
このクリスタルピーク基地(強化防護施設)ですが、T-XとT-850がそれぞれヘリコプターで突入して到着します。つまり、入口はヘリコプターの突撃で計2回、激しく大破します。しかし、その後、T-850の水素燃料電池で爆発する際、外から見た出入口が一瞬、映りますが、その出入口がまったく壊れていない(無傷)という怪奇現象(撮影上のミス)が発生しています。
飛行機の場所が勝手に動いている
さらに、そのシーンでは、ジョン・コナーとケイトが載って来た飛行機が、当初到着した場所から後方に場所がズレている(勝手に停留中の飛行機が動いている)、という怪奇現象も発生しています。T-XとT-850のヘリコプターでの到着時の爆風で勝手に飛行機が動いた、という解釈もできなくもありませんが、しかし、そのわりには、前述の通り出入口は無傷であり、爆風が飛行機まで届いた、という感じはまったくしません。
ジョンコナーの年齢が3歳、サラコナーの年齢も6歳ズレている
以上は映像上のお話でしたが、次はストーリー(設定)上のネタになります。これはもうかなり有名な話ですが、ターミネーター3では、ジョン・コナーとサラ・コナーの年齢設定も間違っています。
ジョン・コナーの年齢
ターミネーター2のジョンコナーの設定年齢と、ターミネーター3のジョン・コナーの年齢が設定ミスで3歳ズレています。ターミネーター3の冒頭のシーンで、
When I was 13, they tried again. Machines from the future.
(ボクが13才の時、彼らは再び抹殺にやってきた。未来からマシーンたちだ。)
というジョン・コナーのナレーションがありますが、そこは本来は、
ボクが10才の時に、彼らは再び抹殺にやってきた。
となるべきところです。
ターミネーター1の史実およびそれに基づくターミネーター2で表示されていたジョン・コナーの誕生日は1985年2月28日であり、そしてターミネーター2の舞台はターミネーター1の10年後の1994年だからです。
サラ・コナーの年齢
また、サラコナーの墓石に刻まれていたサラの年代も大幅に間違っています。サラ・コナーの墓石(棺桶)には、SARAH CONNOR
1959-1997
NO FATE BUT WHAT WE MAKE
と刻まれていましたが、サラ・コナーが生まれた年は1965年です。
その根拠は、
- T2のalternate endingにて、2029年に64歳とサラ・コナーが言っている
- 1984年が舞台のT1では、サラコナーは19-20歳の大学生という設定
だからです。ターミネーター3では、サラ・コナーの設定年齢が6年ズレていることになります。
全体的に、「ターミネーター3」という映画は、配役を見てもそうなのですが、キャスティングやキャラクター設定に、あまり注力できていなかったように見受けられます。
どちらにしてもターミネーター3はもう完全黒歴史化してしまったので、細かいことは無視して、セルフパロディ・コメディ・アクションのポップコーン・ムービーとして楽しむしかない、ということなのでしょう。
黒歴史ではなく夢歴史?
T3はすべてジョンの夢だった
ちなみに、そもそも「ターミネーター3」の出来事すべてが、ターミネーター3冒頭で、ジョン・コナーがバイクで転倒して気を失っている時に見た夢だった(←救世主になることへのトラウマ・ストレス)・・・ニューフェイトはすべてサラの夢だった
同様に同じくボツ企画となった「ターミネーター・ニューフェイト」もすべて、T2の悪夢シーン参照の通り、超リアルな悪夢癖があるサラ・コナーが、南米グアテマラのビーチでボーっとジョン・コナーを眺めているうちにうたた寝に落ちた時に見たサラの夢だった(←ジョンを失うことへの恐怖・トラウマ)・・・との説もあります。# T3 Terminator 3: Rise of the Machines Goofs