サラ・コナーとパーシング・スクエア

サラコナークロニクルズ ロケ地

t f B! P L
「3つの点」を元にサラ・コナーが偵察を続ける日系ダカラ・システムズ社の社長 アレックス・アカギとコーヒー・ブレークしていたオープンカフェがある公園。
(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第10話「3つの点 / Strange Things Happen at the One Two Point」)

その公園のロケ地はこちら。

Pershing Square

Film Location

サラとアレックスは、パーシング・スクエア内の北西側、ちょうどMillennium Biltmore Hotel Los Angeles(ミレニアム ビルトモア ホテル ロサンゼルス・・・最上図の茶色の建物)に面した木立の辺りのオープンカフェのイスに腰掛けて話していました(下図のAの位置)。
その直前に挿入されている全景シーンでは、キャサリン・ウィーバーのゼイラ社のオフィスから見える風景と同じ、U.S.バンクタワー(ライブラリータワー)やAT&T Switching Centerなども映っていました。

サラ・コナー・クロニクルズでは、ロサンゼルスのあちこちで撮影を敢行していますが、このパーシング・スクエアが、ロケ地としては一番、ダウンタウンの中心部に位置します。

意外かもしれませんが、核戦争後のあの荒廃した未来の戦場のロケ地も、このロサンゼルス・ダウンタウンからそう遠くないところにあります。

このパーシング・スクエアのシーンでの見所・解説

あのチェス大会につながる

このパーシング・スクエアでコーヒーを飲みながら、アレックス・アカギがサラ・コナーに、次のような投資話を持ち掛けます。
Do you remember the chess tournament the Air force sponsored? Couple of months ago? A friend works for a company that sponsored the winners. The Japanese. They have a chip prototype. Twelve nanometers.
It's a supercomputer small enough to fit on the end of your finger. They wanna license it to us. We quietly put it through its paces... they get a real-world test, and if it works, we're all geniuses. Very rich geniuses.
数か月前、空軍主催のチェス大会があったのを知ってる? その優勝した日本チームのスポンサー企業の日本人が、12ナノメートルのチップを持っているんだ。指先ほどの小さなスーパーコンピューターだ。向こうはライセンスを提供したがってるから、こっちで試してみて成功すれば、世界に認められ金持ちの天才になれる。
とのことで、そのチップを手に入れるには保証金50万ドルが必要だとサラ・コナーに持ち掛けます。

アレックス・アカギが言うチェス大会とは、サラコナーがタークを追いかけまわし、デレク・リースがアンディ・グードを暗殺した、この【チェス大会】タークvs.日本のことをおそらく指しているものと思われます。ここでシーズン1第5話と一気に話がつながることになります。

サラ・コナーが関わっていたチェス大会なだけに、アレックスのこの「詐欺」話に、サラ・コナーは引っかかってしまうことになります。但し、サラコナーも身分等を偽って接触しているわけで、ここはお互い騙し合いといったところでもあります。

珍しいサラ・コナーの正装姿

「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」全般において、サラコナーはほとんどラフ(カジュアル)なブーツスタイルファッション(バイカーファッション)なのですが(→サラ・コナーのブーツ)、このシーズン2第10話のダカラ・システムズに関係するシーンでは、レナ・ヘッディ演じるサラ・コナーの貴重な正装姿を目にすることができます。

このシーンでは「金持ちの投資家」を演じるための正装でしたが、他に正装が見れたのは、「弁護士」に扮したデレク・リースと面会した拘置所と監視塔のシーンのみです。

パーシング・スクエアといえば映画「スピード」

直接サラ・コナー・クロニクルズとは関係はありませんが、このパーシング・スクエアと言えば、キアヌ・リーヴス主演の映画「スピード(Speed)」のロケ地として有名です。

このパーシング・スクエアの広場の一角にあるごみ箱が、金の受け渡し場所として指定され、実はゴミ箱の底の地面に穴が掘られていて・・・という形でキアヌ・リーブスと爆弾犯演じるデニス・ホッパーの地下鉄へのチェイスにつながっていきます。

映画「スピード」では、このパーシング・スクエアのBell Tower(鐘塔)や周辺の建物に狙撃手が配備され、公園の下にある「パーシングスクエア駅」も重要な役割を果たし、オリジナル・サウンドトラックにも「Pershing Square」という曲目が入っています。

「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」では、このパーシング・スクエアの後、ターミネーターが日本語を話したCicada レストランのシーンへ展開していきます。この「日本食」レストランのロケ地もパーシングスクエアのすぐ近くです。

# Terminator Sarah Connor Chronicles 210 LA Downtown

QooQ