人類の救世主シドニー生誕の倉庫

サラコナークロニクルズ ロケ地

t f B! P L
スカイネットがばらまいた細菌兵器に対して抗体を持つ人類の救世主シドニーが生まれた場所。未来でそのシドニーの抗体に助けられたデレク・リースが、現在でのシドニーが誕生する現場(倉庫)にかけつけます。
(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第12話「フィールズ一家 / Alpine Fields」)

そのシドニーが産まれた倉庫のロケ地はこちら。

The Warehouse Sydney was born

Film Location

  • Warner Bros. Studios "Building 41"Transportation
    URL: https://studiooperations.warnerbros.com/transportation/
  • 4000 Warner Blvd, Burbank, CA 91522 U.S.A.
  • 座標: 34°08'47.1"N 118°20'25.7"W
    34.146411, -118.340465

  • Warner Bros. Studio Tour Hollywood(スタジオツアー)
    URL: https://www.wbstudiotour.com/ja/

ワーナーブラザーズ・スタジオの交通(乗り物)部門にあてがわれているNo.41のビルが、その倉庫のロケ地として使われていました。窓枠の形状とシャッターが特徴的なので作品の中にこのビル(倉庫)が登場するとすぐにわかります。

このビルNo.41は、建物の北側4分1程度が、Transportation Museumとして、ワーナーブラザーズ・スタジオ・ツアー参加者にも開放されていて、バットマンのバイク(バットポット)や車(バットモービル)などが展示されています。

このビルNo.41は、サラ・コナー・クロニクルズでも、 のロケ地としても使われています。

どうもターミネーターの作品のイメージとして、こうした倉庫のような場所のニーズが高いことがわかります。

この倉庫のシーンの見所・解説

デレク・リースの隣にあったバスは・・・

倉庫内で、携帯電話でサラと話すデレク・リースですが、その隣りに特徴的なオレンジ色のバスが置かれていました(上写真)。

このバス、史上初・女型ターミネーター同士の戦い@シャーマン医師のオフィス(シーズン2第6話)で登場した女型ターミネーター・ロージーが、最初に到着した地点(バスの車内)にあったバスと同じタイプです。

シーズン2第6話の時とは、バスの塗装(ナンバリング等)が若干違うので、まったく同じ個体かどうかは不明ですが、同型のバスであることは間違いありません。おそらく、このワーナーブラザーズ・スタジオのTransportation部門が撮影用に保有する乗り物の1つだと思われますので、塗装は違えど、まったく同じバスである可能性は高いです。

なぜこの倉庫で出産することになったのか

このシーズン2第12話「フィールズ一家 / Alpine Fields」は未来、現在、そして未来の中でも、現在の中でも時間が前後して進行していくのでわかりづらくなっていますが、まず登場人物をまとめると以下の通り。
そして「現在の部分」のストーリーを簡単にまとめると以下のような感じです。

  1. 未来からやってきた負傷兵がサラコナーの家に血で書き残したメッセージの中に、フィールズ一家の名前があったので、サラコナーらは一家の保護に乗り出した。
  2. フィールズ一家の家はターミネーターの襲撃を受けお手伝いさんは死んでいたが、一家はたまたま山小屋に休暇で出かけていた。
  3. それを追ってサラコナーとキャメロンが山小屋へ向かい、やってきたターミネーターT-888とキャメロンが森の中でバトルを展開。
  4. とりあえず一家とサラ、キャメロンはその場から避難することに成功(←そのターミネーターT-888はまだ倒せていない)。
  5. フィールズ一家は逃亡生活をする覚悟を決め、レストランでサラコナーと別れる(←このエピソードのエンディングのほうのシーン)。
  6. しかし、逃亡生活中、フィールズの妻アンが、不倫相手でありお腹の赤ちゃんの父親でもあるロジャーに電話をかけてしまう。
    (おそらくターミネーターT-888はロジャーを殺してロジャー宅でアンから連絡が来ることを待っていた←T1でサラコナーの母親に成り代わっていたのと同じ。T-888はロジャーの声を使ってアンから居場所[モーテル]を聞き出す。)
  7. ターミネーターT-888はモーテルにいたフィールズ一家を襲撃する。その際、夫のデービッドは反撃するもおそらくその際に死亡。
  8. モーテルで妻アンも銃で撃たれ弾が貫通する傷を負うも、デービッドが時間を稼いでくれた間にアンとローレンは逃亡し、この出産する倉庫にたどり着く。
  9. ローレンはサラコナーに電話をし、サラコナーとキャメロンはそのT-888退治に向かう。倉庫にはデレクリースが向かって出産の立ち合いとなる。
  10. 無事、アンはシドニーを出産するもアンは死亡。ローレンは赤ん坊とともに消えた。(おそらく単独で行動したほうが生存率が上がると感じたのかもしれない。)

このエピソードは未来ではなく「現在」に主軸を置いて、「現在」だけのストーリーをつなげて理解したほうがわかりやすいかもしれません。

未来のシーンはあくまでオマケですが、デレク・リースとジェシーの馴れ初めのシーンが収録されています。また、シドニーという名前も、オーストラリア艦隊の潜水艦乗りジェシーの航路(パース←→シドニー←→ロサンゼルス等)に由来しています。

# Terminator Sarah Connor Chronicles Australia Perth Sydney "Have a little faith, mate. She'll be apples."

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