（「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第16話「ドリームキャッチャー / Some Must Watch While Some Must Sleep」）
その倉庫の看板にはWestern IRON & METAL Trading Co.と書かれていましたが、そのロケ地はこちら。
Western IRON & METAL Trading Co.
Film Location
- Warner Bros. Studios "Building 41"Transportation
URL： https://studiooperations.warnerbros.com/transportation/
- 4000 Warner Blvd, Burbank, CA 91522 U.S.A.
- 座標： 34°08'47.1"N 118°20'25.7"W
34.146411, -118.340465
- Warner Bros. Studio Tour Hollywood（スタジオツアー）
URL： https://www.wbstudiotour.com/ja/
ワーナー・ブラザーズ・スタジオ内の、サラ・コナー・クロニクルズでは頻出のロケ地、ビルNo.41のトランスポーテーション部門の倉庫型ビルが使われていました。
ここは、サラ・コナー・クロニクルズでは、
としても使われています。
このNo.41のビルは、建物の北側の一部が、映画で使われた乗り物に関するミュージアムになっており、ワーナー・ブラザーズ・スタジオ・ツアーに参加すれば、中に入って見学できるようになっています。バットマンのバイク（バットポット）や車（バットモービル）などが展示されています。
この会社の倉庫のシーンに関する見所・解説
Western IRON & METAL Trading Co.って何の会社？
スカイネットが操っているカリバ・グループの会社の1つで、名前の通り、鉄鋼貿易会社です。おそらくターミネーターのエンドスケルトンの元となる、コルタンなどを世界中からかき集める役割を担っている会社と推定されます。この会社が輸入した鉄鋼資源をハンターキラー製造工場(デザートキャニオン･ヒート&エアー)/Desert Canyon Heat & Air という会社へ運んで、ドローン（ハンターキラーの初期型）などを作っていたようです。
2つの「夢」が同時進行する
このシーズン2第16話は、2つのストーリーが同時進行し、どちらが夢でどちらが現実か？がわからないような作りにして、視聴者を楽しませるようにしているのですが、人によってはとてもわかりにくい一話になってしまっているかもしれません。そのためか、初めて日本の地上波（フジテレビ）で放送された時は、この第16話はカットされました（未放送）。
また、そもそもこの本のタイトルは、シェイクスピアの「ハムレット」の中のセリフ、
For some must watch, while some must sleep
（眠るものがいれば、見張るものがいる）
から来ているようです。
この倉庫にいた注射器を持った男は誰？
以前、シーズン2第13話のハンターキラー製造工場(デザートキャニオン･ヒート&エアー)で、Desert Canyon Heat & Air （デザートキャニオン･ヒート&エアー）で、サラ・コナーを撃ったEd Winston（エド・ウィンストン）です。エド・ウィンストンは、デザートキャニオン･ヒート&エアー社の工場でサラコナーともみ合っている際に銃弾に倒れますが、実はその時は死んでおらず、今回また再登場し、サラ・コナーが気を失っている間に、注射器でサラ・コナーの胸部に発信機を埋め込みました。
その発信機が元になり、シーズン2第20話の「燈台」での事件が発生することになります。
ジョン・コナーが死ぬのは2回目
スカイダンス社の姉妹作品である映画「ターミネーター・ジェニシス」と「ターミネーター・ニューフェイト」では、諸事情からとにかくジョン・コナーを消すことに躍起になっていましたが（→詳細：ターミネーター映画大失敗の致命的な原因）、実は、すでにサラ・コナー・クロニクルズではジョン・コナーは2回、死んでいます。1回目は第1話で、ターミネーターにデザートイーグルで撃たれています。
2回目はこのシーズン2第16話で、これまた銃で撃たれて死んでいます。いずれもサラ・コナーの夢の中で、ですが。
# Terminator Sarah Connor Chronicles 216
