(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第20話「燈台 / To The Lighthouse」)
その武器庫のロケ地はこちら。
The Armony Storehouse
Film Location
- Port of Los Angeles BERTH 60-59-58(No.41 Warehouse)
- 41 Signal St, San Pedro, CA 90731 U.S.A.
- 33°43'13.4"N 118°16'21.8"W
33.720390, -118.272708
ロサンゼルス港の船舶の停泊場にある倉庫(BERTH 60-59-58)の、41番の出入口が、この武器庫のロケ地として使われていました。
ちなみにこの倉庫の向かいには、この後、デレク・リースが拉致・監禁された倉庫(キャメロンがデレクを救出したLA港倉庫)があり、シーズン2第20話のこれらのシーンがまとめて効率的に撮影されたことがわかります。
また、東隣の港湾には、コルタン着のLA港とキャメロン製造工場Depot 37や、デレク被弾とVICKのチップを引き抜いた湾岸道路のロケ地があり、ロサンゼルス港のこの辺り一帯が、サラ・コナー・クロニクルズ御用達の撮影地になっていました。
この武器庫のシーンの見所・解説
ジェシーが妊娠していたことを知る
この武器庫でのキャメロンとデレク・リースの会話で、デレクは、初めて、- ジェシーが(未来で)妊娠していて、かつ流産していたこと
- キャメロンとジェシーが未来で会ったことがあること
そしてデレク・リースは、ジェシーが現代にやってきたことと現代で行った一連の行動の、根底にあった本当の理由を知ることなります。
そのことを知らせてくれたキャメロンにデレクは礼を言い、シーズン1からずっと仲が悪かったデレク・リースとキャメロンの関係が、修復方面へ向かい始めます。
ジェシーが死んだことを示唆
デレク・リースはジェシーの遺品(形見)であるジャケットを武器庫内に置いており、それを触ろうとしたキャメロンに激怒します。つまり、このジェシーが最期を迎えた駐車場のシーンでは、デレク・リースがはたしてジェシーを撃ったのかどうか?ははっきりとはわからないような描写にはなっていましたが、このジャケットの存在で、ジェシーはデレクに撃たれて死んだことがうかがえます。
キャメロンの映像化されていないバトルの存在を示唆
この武器庫内でのキャメロンとデレクの会話で、DEREK REESE:You been into my plastique?
(俺のプラスチック爆弾使ったな?)
CAMERON:I needed it.とのやりとりがなされています。放送された全31話で、キャメロンがプラスチック爆弾を使ったのは、シーズン1第1話で、マイルズ・ダイソン邸にやってきたクロマティを、車に仕掛けた爆弾の遠隔操作で吹き飛ばしたシーンだけです。
(必要だった。)
しかし、デレク・リースと合流してキャメロンと共同でこの武器庫を使い始めたのは、それよりも後のことになるので、つまり、映像化されていない「キャメロンがプラスチック爆弾を使ったバトル」が存在している、ということになります。
また、シーズン2第8話でも武器庫内のシーンがあるのですが、その時、ちらっと大きなバズーカ砲が映ってましたが、このシーズン2第20話では、そのバズーカ砲が消えていました。
つまり、(未放送の)バズーカ砲を使った戦いもあったのかもしれません。
この武器庫のあと、デレク・リースがカリバに拉致された道路のシーンへと物語は続きます。
# Terminator Sarah Connor Chronicles 220