キャメロンがデレクを救出したLA港倉庫

サラコナークロニクルズ ロケ地

t f B! P L
このデレク・リースがカリバに拉致された道路のシーンのあと、その車の登録証からロサンゼルス港を割り出し、港にやってきたキャメロン・フィリップス。デレクを拉致した車がLA港湾の大きな倉庫内に停められていることを確認して、キャメロンは倉庫に入っていきます。
(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第20話「燈台 / To The Lighthouse」)

その倉庫のロケ地はこちら。

Warehouse where Derek Reese got abducted

Film Location

  • Port of Los Angeles, Warehouse One (Municipal Warehouse No.1)
  • 2500 Signal Street, San Pedro, California, U.S.A.
  • 33°43'15.0"N 118°16'18.9"W
    33.720827, -118.271909
  • https://en.wikipedia.org/wiki/Municipal_Warehouse_No._1
  • https://bestofthesouthbay.com/municipal-warehouse-no-1/

実はこの倉庫は、このデレク・リースとキャメロンの武器庫の道を挟んだ隣に位置しています。
2つのシーンがまとめて効率的に撮影されたことがうかがえます。

1917年に建立されたこの倉庫は、第二次世界大戦ではU.S. Navy(アメリカ海軍)が使っていたこともあるそうで、今日では週末のファミリー・マーケットの会場として貸し出されたり、数々の映画やドラマのロケ地としても使われています。

この倉庫のシーンに関する見所・解説

倉庫内にいた人たちは誰?

デレク・リースを拉致し、この倉庫内にいたのは、ターミネーターではなく、スカイネットに雇われて、その下で働くカリバ・グループの一員です。

但し、そのスカイネットというのは、まだ成長途中の若いA.I.であり、まだ不完全です。そしてスカイネットは「審判の日」を起こすべく、着々と準備を進めており、そのために各法人(会社)を作って、人間を雇って、人々の生活の中に溶け込みながら、ターミネーターの骨格の元となる金属「コルタン」を世界中から収集したり、ハンターキラーの前身型のドローンを作ったりしていました。

目的別に、いろいろな会社を作っており、例えば、これまでも といった会社が登場していました。

この湾岸倉庫の、ミネラルウォーターのサーバー会社の名前は不明ですが、傭兵のような人間が集められており、カリバ・グループの中でも、特に汚れ(暗殺)仕事を請け負っていたように見受けられます。

電気ショック後、再起動に2分間の踏襲

この倉庫に入ったキャメロンは、水をかけられ、感電し、作動停止します。これはシーズン1第1話のクロマティが感電したサラ・コナーの家にて、キャメロンが、
One hundred twenty seconds and the system reboots.
(ターミネーターT-888は)再起動に120秒かかる。
と説明していた条件を踏襲したもので、この「再起動に120秒」ネタは、キャメロンが電気ショックで再起動した教会でも使われていました。

スカイネットの人間への指示の出し方が判明

この倉庫内のシーンでは、「現代のスカイネット」が、人間(カリバ・グループの社員)にどのように指示を出していたのか?が判明します。

携帯電話で直接指示を出していたようです。

このシーンでは、「兄弟から画像を入手した。」と言っていたので、これはジョン・ヘンリーがハッキングされた後、
There is another.
(自分と同じようなA.I.が)もう一人いる。
と言っていた、「another」のことです。つまり、another とは「(現代の)スカイネット」のことです。

どうやってこの「(現代の)スカイネット」が誕生したのか?は謎につつまれていますが、ヒントとしては、
  • ジョン・ヘンリーが「自分と同じコードで書かれている」と言っていた
  • マイルズ・ダイソンの息子が行方不明になっている
という事実から、この「現代のスカイネット」の元になっているのはサイバーダイン社派生のA.I.であり、それもマイルズ・ダイソンの息子(ダニー・ダイソン)が関係していることがうかがえます。

デレク・リースは前にも自白経験あり?

この倉庫内で、デレク・リースは「なぜ助けに来たのか?」と尋ね、キャメロンはその理由を以下のように説明しています。
CAMERON: You know the location of the safe house. John's location. If they tortured you・・・
「あなたはジョンの居場所を知っているから。もしヤツらが拷問したら(あなたは居場所を吐いてしまうだろう)・・・」
DEREK: That would never happen.「それはないな。」
CAMERON:It has before (happened).「前にもあった(あんた前に吐いたでしょ)。」
ちなみに、デレク・リースはシーズン1第7話で「体験者は語る」調にしみじみと以下の通り語っています。
DEREK:Look John・・・what can happen to a person inside four walls・・・screws with your head.Makes you do things you never thought you'd do.
「なぁ、ジョン、人間は長い間閉じ込められてるとおかしくなって思いもしない行動にでるもんなんだ。」
これらから推測できることは、この未来のスカイネット捕虜収容所(?)に監禁されていた時、デレク・リースは拷問されて、ジョン・コナーの居場所を吐いてしまった過去がある・・・ということになります。

# # Terminator Sarah Connor Chronicles 210 Water Server Bottle Company Kaliba Group

QooQ