デレク・リースがカリバに拉致された道路

サラコナークロニクルズ ロケ地

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キャメロンとデレク・リースがこの武器庫を後にした際、1台のバンに尾行されます。そのバンにこの道路でパンクさせられ、停車後、バンに近寄ったデレク・リースがテーザー銃で撃たれ気絶し、拉致された現場。
(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第20話「燈台 / To The Lighthouse」)

その道路のロケ地はこちら。

Derek Reese Abduction Place

Film Location


カーブを描いた坂道が印象的なこのシーンは、サラ・コナー・クロニクルズでは何度も登場しているCulver City Park(カルバーシティ・パーク)へ向かう Leash Ln (リーシュ・レーン)で、撮影されていました。

カリバ(犯人グループ)のバンの後ろの道路標識には、
ENTRANCE
BASEBALL
FIELD
という文字が見えますが、そのBASEBALL FIELDとは、カルバーシティ・パークの少年野球場のことです。

この拉致されたシーンの見所・解説

キャメロンに感謝するデレク・リース

この現場に至る途中、車内でデレク・リースは、キャメロンに感謝の言葉をかけます。
DEREK:You did the right thing by telling me. Thank you.
ジェシーのことを告げてくれたキャメロンに素直に感謝するデレク・リース。デレクの中で「裏切り者」で終わっていたジェシーは、キャメロンによって告げられた真実によって復権し、名誉回復が幾分かなされたことになります。

シーズン1から、そして未来にいた時から、ずっとキャメロンを嫌っていた(サイボーグ・アレルギーだった)デレク・リースが初めてマシーンに感謝する貴重なシーンでもあり、キャメロンとデレク・リースの関係が終盤にきて改善方向に向かうシーンでもありました。

結局のところ、キャメロンは全話を通じて 全員の関係を育んだり、取り持ったり、修復したりする役割を担っていたことがわかります。

バンのナンバープレート " 4DOQ678 "

このデレク・リースとキャメロンを襲ったバンのバンバープレートが"4DOQ678"だったのですが、"4DOQ678"で検索してみると、いろいろな映画で使われているナンバーであることがわかりました。

"4DOQ678"で画像検索してみると、
The California license plate on the car, 4DOQ678, is a common prop license plate.
It has been used in several other productions:
"Flash Forward" Ep. 1.01:(Ford-Crown-Victoria-P71-2000)
"Lost" Ep. 5.02:(Chevrolet-TrailBlazer-2004)
"90210" Ep. 2.06:(←『Beverly Hills, 90210』ビバリーヒルズ高校白書)
"New Girl"Ep. 1.02:
とのことで、撮影用によく使われるプロップナンバーで、作品によって、2011 Ford Mustang GT 5.0に付いていたり、2010 Porsche Panamera で使われていたり、警察車両に装着されていたり・・・と今現在も延々と使われ続けているナンバーのようです。

頻出のカルバーシティ・パーク

このカルバーシティ・パークは、サラ・コナー・クロニクルズではもう何度も登場しており、
などのロケ地として使われていました。なぜこんなにカルバーシティ・パークが使われたのか?というと、シーズン2のサラ・コナーの家が、このカルバーシティ・パークに隣接する丘の上(石油掘削場の中)にあり、そこを本拠地として、シーズン2の撮影が敢行されたからです。

タイヤのボルトを素手で外すキャメロン

このシーンの笑えるポイントとしては、何気にキャメロンが、パンクしたタイヤを外す際に、素手でぶっきらぼうにタイヤのボルトをまわしていっている点です。ターミネーターならではの演出がこそっとなされています。

# Terminator Sarah Connor Chronicles 210

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