(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第18話「疑惑 / Today is the Day (Part 1)」)
この路地裏として使われた場所も、サラ・コナー・クロニクルズでは3度目の登場となります。そのロケ地はこちら。
Derek and Jesse in the Alley
Film Location
- Warner Bros. Studios (Backlot) "Hennesey Street"
- 4000 Warner Blvd, Burbank, CA 91522 U.S.A.
URL:https://studiooperations.warnerbros.com/hennesey-st/
- 座標: 34°09'01.5"N 118°20'11.0"W
34.150402, -118.336401 - Warner Bros. Studio Tour Hollywood(スタジオツアー)
URL: https://www.wbstudiotour.com/ja/
このワーナーブラザーズ・スタジオ内の路地のバックロット(セット)は、2002年のアメリカ映画『スパイダーマン』(Spider-Man)の、スパイダーマンが逆さになってキスするシーンが撮影された場所として有名です。上の写真の非常階段の後ろ側がそのキスシーンの場所となります。
ワーナーブラザーズ・スタジオの見学ツアーに参加すれば、高い確率で見学することができる場所でもあります。
この路地裏のシーンの見所・解説
サラ・コナー・クロニクルズでは3度目の登場
この路地裏は、サラ・コナー・クロニクルズではこれが3度目の登場となります。- 1回目は未来からタイムトラベルで負傷兵が到着した路地として、
- 2回目はジェシーとライリーのタイムトラベル到着地点として、
ジェシー・フローレスを演じたステファニー・ジェイコブセン(Stephanie Jacobsen)がこの場所でロケするのは2回目でもあり、ジェシー縁の地とも言えます。
スタジオ内の撮影、特に夜のシーンでは、ロケ感を出すためか、光の反射具合を求めているかは不明ですが、路面を濡らしたり湯気を出す傾向があり、このデレクとジェシーの路地裏のシーンも、足元の路面が濡れ、地面からは湯気が漏れ出している演出がなされています。
「人間の口は不潔」デレク・リースのおもしろい蘊蓄
未来の「審判の日」以降の荒廃した世界を生き抜いてきたデレク・リースは、その豊富な戦場経験から、おもしろい蘊蓄を連発します。以前はPresidio Alto Military Academy【軍士官学校】にて、戦場にて致命傷を負った兵士の生々しい描写を士官学校生徒に発して、生徒をだまらせてしまいましたが、この路地裏でもジェシーに対して、おもしろい蘊蓄を披露しています。
DEREK REESE:Derek: You hit him in the mouth, didn't you? Never aim for the mouth.
(相手の口を殴ったのか?一番ねらっちゃダメなところだ。)
JESSE: What's that?(それなに?)
DEREK REESE: Antibiotic. You know, one time when Kyle and I were kids we, uh, saw two tunnel trolls go at it over a can of stewed tomatoes. The loser got three teeth knocked out, and the winner got a blood infection from his split knuckles and died a week later. The human mouth is filthy. You got that? Yeah. What? Damn. John okay? All right. Hold tight. I'm on my way. John's girlfriend is dead.
(抗生物質。昔、カイルと俺がガキだったころ、トンネル(地下壕)で男2人が、トマトの缶詰を取り合っていたんだ。負けた奴は歯を3本折られ、勝った奴は拳の傷から相手の病気が感染して、1週間後に死んだ。人の口は不潔なんだ。)
と、抗生物質をジェシーの手の傷口に塗りながら、デレク・リースは人間の口内の不潔さを力説します。
以前、サラ・コナーの家で、デレク・リースは長時間歯磨きをしていることを、サラコナーにつっこまれますが、デレクの歯磨きが長いのは、口の中に対するトラウマがあるのかもしれません。
# Terminator Sarah Connor Chronicles 218 Derek Reese Jesse Flores Hoo-Roo