(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第13話「エイブラハムのブログ / Earthlings Welcome Here」)
ちなみにこのシーズン2第13話はU.F.O.や催眠療法などが登場して、TVドラマ「X-ファイル」調を楽しめるようになっています。
そのバーバラ・モリス博士の診療所のロケ地はこちら。
Dr. Barbara Morris's Clinic
Film Location
- Warner Bros. Studios (Backlot) "Midwest Residential Street" corner
- https://studiooperations.warnerbros.com/midwest-business-residential-st/
- 4000 Warner Blvd, Burbank, CA 91522 U.S.A.
- 座標: 34.148305057475106, -118.33634564730613
- Warner Bros. Studio Tour Hollywood(スタジオツアー)
URL: https://www.wbstudiotour.com/ja/
サラコナーの家(シーズン1)の家と同じ
実はこの家屋、この2軒を使い分けたサラ・コナーの家(シーズン1)で登場した家屋です。この家屋の北側(の北西側)を、シーズン1のサラコナーの家の玄関として使っていました。また、シーズン2第1話で、この家屋斜め前のキャメロンの車の爆発現場からキャメロンが足を引きずりながら入っていった玄関が、このバーバラ・モリス診療所の玄関でもあります。つまり、キャメロンとサラコナーは同じ出入口を通った、ということです。
このバーバラ・モリス診療所の見所・解説
グレムリンに登場したあの家屋
実はここ、1984年の映画「グレムリン」で、2階から「人」(猫好きなMrs. Deagle/ミセス・ディーグル)が飛んで行ってしまう、あの有名なシーンに使われた家屋です。 1984年から2007年と20年以上経過しているので、多少、家屋の見た目は変わっていますが、当時の面影は残したまま、現在もワーナーブラザーズ・スタジオ内に健在です。バックロットの中心部にあるので、スタジオツアーでも必ず見かける位置にあり、ツアーガイドも「ここグレムリンで2階のあの窓から人が飛んで行くシーンに使われた家ですよ~」と案内するのがルーティンになっています。「X-File」調を楽しむ
前述のように、このシーズン2第13話は、UFOやら催眠療法やらが登場して、TVドラマ「X-ファイル」のような作りになっており、おそらく視聴者が楽しめるように、意図的にそのような作りにしたものと思われます。なぜアイリーンは催眠療法を受けたのか?というと、アイリーンの記憶を細かいところまで鮮明に蘇らせて、アイリーンが窓の外が何も見えないバンに乗って連れられて行っていた謎の工場の場所をサラコナーが突き止めたかったためです。この催眠療法中の様子をSONYのボイスレコーダーに録音し、後にサラコナーはその描写にそって、チャーム・エイカーという町を彷徨います。
→詳細:Agua Dulce(アグア・ダルシー)を彷徨うサラ・コナー
そして怪しい飛行物体に関係していると思われる謎の工場(ハンターキラー製造工場 デザートキャニオン・ヒート&エアー)にたどり着くことになります。
モリス博士とアイリーンを暗殺したのは誰か?
この診療所内で、モリス博士とアイリーンを暗殺したは、このサラコナーがグロック17で応戦した倉庫前で登場した、黒いヘルメットをかぶったバイクの暗殺者と同一人物と思われます。その理由としては、銃声を聴いてサラコナーがこの家に入った時、窓の外からバイクのエンジン音と急発進するタイヤの音が聞こえるからです。
この暗殺者は何者か?というと、スカイネット傘下のカリバ・グループで雇われている暗殺者(人間)です。スカイネットは、「審判の日」を起こすべく、それに備えていろいろな会社を作って、その下で人間に働かせ、「審判の日」とその後に備えて、着々と準備を進めていった様子が、サラ・コナー・クロニクルズの特にシーズン2で描かれています。
# Terminator Sarah Connor Chronicles 213 Hypno-Regression Therapist Dr. Barbara Morris Gremlins House