アリソン・ヤングの実家

サラコナークロニクルズ ロケ地

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人類抵抗軍でジョン・コナーと近い位置にいた、アリソン・ヤングの実家。アリソンの母親、Claire Young(クレア・ヤング)が電話に応じるシーンで登場しました。
(「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第4話「アリソン / Allison from Palmdale」)

劇中ではロサンゼルス北部のPalmdale(パームデール)にあるという設定でしたが、実際のアリソン・ヤングの実家のロケ地はこちら。

Claire and Allison Young's House

Film Location

  • Warner Bros. Studios (Backlot) "Jungle Lagoon"
  • 4000 Warner Blvd, Burbank, CA 91522 U.S.A.
  • URL:https://studiooperations.warnerbros.com/portfolio_page/jungle-lagoon/
  • 座標: 34°08'58.0"N 118°20'03.2"W
    34.149447, -118.334225

  • Warner Bros. Studio Tour Hollywood(スタジオツアー)
    URL: https://www.wbstudiotour.com/ja/

ワーナーブラザーズ・スタジオ内の「ジャングル」のセット(通称「ジャングル・ラグーン」)内にある小屋が、アリソン・ヤングの実家として使われていました。この小屋は「池」に隣接しているコテージのようになっており、池に向かって広がるテラスや、背後の林が特徴的です。
この小屋は、これまで映画「ミリオンダラー・ベイビー」他、数々の映画やドラマに登場しています(下記参照)。

サラ・コナー・クロニクルズにおいては、この家屋が登場するのはこれが初めてですが、隣の「池」のほうは何度も登場しています。

この家屋は、ジャングル・ラグーンの出入口付近にあるため、ワーナーブラザーズ・スタジオ・ツアーに参加すれば、(ジャングル内で撮影が行われていない限り)高い確率で訪れることができるところにあります。

このアリソン・ヤングの家のシーン関連の見所・解説

アリソン・ヤングは2008年7月22日生まれ

このキャメロンがアリソン・ヤング化したスーパーマーケットを発端に、更生保護施設でキャメロンが、アリソン・ヤングに「先祖帰り」している際に、アリソン・ヤングのパーソナリティについていろいろと明らかになっていきます。

アリソン・ヤング Alison Young

  • 出身(実家):Palmdale(カリフォルニア州パームデール)
  • 誕生日:2008年7月22日
  • 父:建築技師
    母:Claire Young (クレア・ヤング)音楽の先生、ショパンが好き
    妹がいる

これらの詳細は、シーズン2第4話のアリソン・ヤングの以下のセリフからわかります。
ALLISON:My father was an architect. He taught me how to draw. My mother was a music teacher. She'd sit for hours and listen to Chopin.
父は建築家で私に絵の描き方を教えてくれた。母は音楽教師でショパンを何時間も聴いていた。
ALLISON: My sister gave it to me for my birthday. July 22nd. I had a party in Griffith Park. My friends were there. I saw a boy ride by on a silver mountain bike, and I told my Dad: "That's what I want". And he said: "Next year". But I didn't have a party the next year. No one did.
妹が(そのブレスレットを)私の誕生日にくれた。7月22日に。その日はグリフィス・パークで友達を呼んでパーティを開いてもらった。私はシルバーのマウンテンバイクに乗ってる男の子を見て、お父さんに「あれがほしい。」と頼んだ。お父さんは「来年ね。」と答えた。でも次の年はパーティは無かった。誰も・・・(「審判の日」が起きたので)

母クレアが「ショパンが好き」というのは、この未来のスカイネットの?捕虜収容所の地下室でショパンが流れていたことと関係しています(つまり、キャメロンがアリソン・ヤングを完コピするためにショパンを聴いていた)。

また、このインテリジェンシア・カフェでは、アリソン・ヤング化したキャメロンが、ジョディが描いた落書きに興味を示すのも、「お父さんが私に絵の描き方を教えてくれた」ことに起因しています。

スタッフは「2つ」ずらすのが好き?

7月22日というのは、アリソン/キャメロンを演じたサマー・グロー(1981年7月24日生)と2日違いです。ちなみにサラ・コナー・クロニクルズの未来の舞台は2027年で、T1,T2の未来2029年より2年早まっています。

サラ・コナー・クロニクルズではいろいろな数字が「2つ」ずれているところがあり、もしかしたら、サラ・コナー・クロニクルズの製作スタッフは、いろいろな設定の数字を「2つ」ずらすのが好きなのかもしれません。

キャメロンの行為が未来に影響を与えた可能性

更生保護施設から実家に電話を掛けた際、キャメロンは「お母さん、アリソンよ。」と電話をかけます。電話をとったクレア・ヤングは、
CLAIRE YOUNG:I don't have a daughter・・・Not yet・・・Very pretty name, though, Alison・・・
娘は まだ いないわ。でもアリソンってかわいい名前ね。
と、間違い電話として処理しますが、この時、クレアは妊娠しており、アリソンという名前が気に入ったような反応を示しています。

つまり、アリソン・ヤング化したキャメロンがとった行為が、クレアのお腹の中にいる赤ちゃんの命名に影響を与えた可能性が大で、キャメロンが未来に影響を与えてしまったことが考えられ、運命やタイムパラドックスを考えた時、おもろしろい所でもあります。

全体を振り返ってみると、キャサリン・ウィーバーがサイボーグレジスタンスの核となるA.I.ジョン・ヘンリーを作りに現代にやってきたように、キャメロンは、人る抵抗軍の核となるジョン・コナーとアリソン・ヤングを「作るために」未来からやってきたのではないか?と思わせるフシがあります。
→詳細:最終話からループで伏線回収【ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ】

「ミリオンダラー・ベイビー」他、多数に登場

この小屋は、アカデミー賞を獲った2004映画「ミリオンダラー・ベイビー」(Million Dollar Baby)で、クリント・イーストウッドとヒラリー・スワンクがカウンター越しに食事を取っていたレストラン、Ira's Roadside Dinerとして使われていました。

また、ドラマ「ギルモア・ガールズ」(Gilmore Girls)では、 Potting Shedとして、また同じくドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ(Pretty Little Liars)では、The Lakehouse として使われていました。

「ジャングル」の中の離れにあるということもあり、それぞれの作品で、かなり外観も内装も異なる様相にリノベーションされています。最近では、小屋の後方がガラス張りの温室のような形で拡張(増改築)され、上記の作品群の時とはさらに異なったイメージの家屋に変化してます。

【このシーンの出演者】
  • キャメロン&アリソン・ヤング(Cameron Phillips / Allison Young)・・・サマー・グロー(Summer Glau)
  • リタ(Rita)・・・ジリアン・アルメナンテ(Jillian Armenante)
  • クレア・ヤング(Claire Young)・・・ジェシカ・マキンソン(Jessica Makinson)


# Terminator Sarah Connor Chronicles 204

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