ターミネーターのTVシリーズ『ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ』に関する小ネタ集。
『ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ』では、劇中、いろいろな小ネタが仕込まれていました。
シュワちゃんとスタローンがチラッと登場
例えば、シーズン2第1話では、シュワちゃんとスタローンが、チラッとワンショットで画面に登場します。→詳細:シュワちゃんとスタローンが登場【ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ】
そんな小ネタの中で、ターミネーター(TOK715)のキャメロンを演じたサマー・グロー関連のものを、改めて、一部、拾い上げてみました。
キャメロンのバッジ
以前、こちらのWi-Fi'd It Internet Cafe【ネットカフェ】でも書きましたが、シーズン1第9話では、劇中、キャメロンは胸元に No Fateバッジを着けていました。No Fateとは、映画「ターミネーター2」でサラ・コナーがナイフで刻んだ文字で、ターミネーター・シリーズの名言集の1つになっています。
映画「ターミネーター1」において、未来のジョン・コナーが母親サラ・コナーへの伝言として、現代へ送ったカイル・リースに託した言葉が「No Fate, What We Make.」で、「No fate.」を登場させるのが、ターミネーター各作品のお約束のようになっています。
このバッジは市販はされてはいませんが、2009年当時は、アメリカのファンメイドのレプリカを日本でも入手することができ、現在も筆者の手元にあります。
キャメロンのスカル・ファッション
シーズン2では、キャメロン(サマー・グロー)はスカル・ファッションに身を固めています。バッグやジャケットがスカルだらけです。
なぜこのファッションかというと、
- ターミネーターといえばバイカー・ファッション
- ターミネーターといえばエンドスカル
の2つに由来しているためです。
このスカルのジャケットには、キャメロンは相当な執着性を示し、こちらのボウリング場のシーンの回では、「My leather jacket !(私のジャケット!)」と連発します。
→関連記事:キャメロンのレザー・ジャケット(革ジャン)
サマー・グローが日本で披露した小ネタ(コイン)
キャメロンを演じたサマー・グローが、2009年に来日した際には、手品を仕込んでインタビューに臨んでくれていました。わざわざネタを仕込んできてくれるハリウッド女優も珍しいのではないでしょうか。サマー・グローのサービス精神旺盛ぶりがうかがえます。
来日時のインタビュー1
ちなみにこの時、サマー・グローが使っていたコイン・マジックの種はこちら。
言葉が通じない時の、円滑なコミュニケーション(異文化交流)手段を、サマー・グローはわきまえていらっしゃるようです。
来日時のインタビュー2
デレク・リーズを演じた、ブライアン・オースティン・グリーンも来日し、一緒にインタビューに応じていました。
サマー・グローは、「だって日本に来れたのよ!」と来日を喜んでいました。
ブライアン・オースティン・グリーンといえば、自身の右胸に、「旭日」(朝日)を背景に、日本語のひらがなで「みどり」と書かれたタトゥー(刺青)を入れていることで有名です。
『ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ』の劇中でも、例えばシーズン1第8話などで、ブライアン・オースティン・グリーンの右胸に彫られたタトゥーを確認することができます。
これはもちろん、苗字の「グリーン」(緑)に由来するもので、ブライアン・オースティン・グリーンが個人的に刺れているものです。
→詳細:日本びいきなターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ
解説本
『ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ』はTVシリーズなので、映画と違ってパンフレットのようなものがありません。そんな中で、一番、『ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ』について解説していると思われる本がこちら『日経エンタテインメント!SFアクションSpecial(ターミネーター パーフェクトガイド』 (日経BPムック) 2009年6月版です。
この雑誌は2009年公開の映画『ターミネーター4(サルベーション)』公開に合わせて発刊されたものなので、一見、「ターミネーター4」が目立つ仕様になっていますが、中を開いてみると、意外と『サラ・コナー・クロニクルズ』に割かれた分量も多くなっています。
また、付属のDVDには、この雑誌にしか収録されていないサマー・グローやトーマス・デッカー、ブライアン・オースティン・グリーンらのインタビュー動画も含まれています。
このインタビューの撮影場所は、ワーナーブラザーズ・スタジオのWarner Village(ワーナー村)で、ちょうどシーズン2第15話の、このサラコナーが私立探偵を尾行した住宅街のシーンを撮影したあたりのタイミングだったようです。
インタビュー中の、キャメロンを演じていない時のサマー・グローの表情や仕草がとても豊かで、いかにターミネーターという役柄上、無表情に徹していたことがわかります。
デレク・リース役のブライアン・オースティン・グリーンも、どこかで「ビバリーヒルズ青春白書」の日本語吹き替え版の自分の声を聞いたことがあるようで、「サラ・コナー・クロニクルズ」の自分の吹替えの声がどんなのだか、気にしています。
上記解説本の付録のDVD収録:15分32秒のインタビュー質問内容:
- ターミネーターをTVドラマにすることをどう思った?
- 原作映画についてどう思う?
- シーズン1でお気に入りの場面は?
- アクションシーンの訓練は何かした?
- レナとトーマスはどんな人?
- レナとサマー・グローはどんな人?
- T2からT4はそれぞれ別の俳優がジョン・コナーを演じているけどジョン・コナーの役をどのように解釈してる?
以上、『ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ』の、特にキャメロン(サマー・グロー)にまつわる小ネタ、ガジェット集でした。