ターミネーターを一番多く倒したターミネーターは?

サラコナークロニクルズ ターミネーター

t f B! P L

最強のターミネーター

ターミネーター・シリーズにおける、「人的キルカウント」の最多ランキング10選はこちら、
→詳細:キルカウント最多のターミネーターは?
の通りですが、

では、一番多くターミネーターを倒したターミネーターは誰(どれ)なのでしょうか?

答え:キャメロン・フィリップス(TOK715)

実は、一番多くターミネーターを倒したターミネーターは、『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』(Terminator: The Sarah Connor Chronicles、TSCC、2008年~2009年)の、サマー・グローが演じたターミネーター、キャメロン・フィリップス(TOK715)です。

それ以外のターミネーターは、1体~3体程度しか、ターミネーターを倒していません。

キャメロン・フィリップスは、以下の通り、6体以上のターミネーターを倒しています。

1.ヴィック・チェンバレン(T-888)

最初にキャメロン・フィリップスが倒したターミネーターは、T-888ヴィック・チェンバレンでした。

「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン1第5話「チェス大会 / Queen's Gambit」にて、デレク・リースを襲撃しに来たヴィック・チェンバレンを、鉄の棒(おそらくガードレールのポール)で「羽交い絞め」にして動けなくした上で、このキャメロンのナイフで頭からチップを引き抜きます。
→詳細:デレク被弾とVICKのチップを引き抜いた湾岸道路

その後、そのチップをコンピューターにつなげて解析していく・・・という、
  • ターミネーターのチップがどのようになっているのか
  • ターミネーターを再プログラムするという「未来のジョン・コナー」の礎
といったおもしろい展開が、このヴィック・チェンバレンのチップから派生していきます。

2.暴走ターミネーター(型番・名称不明)

「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン1第6話「ダンジョン&ドラゴン/ Dungeons&Dragons」では、未来の人類抵抗軍の基地内で、暴走を始めた再プログラム・ターミネーター(型番・名称不明)を、「突き飛ばし」た後、グレネードランチャーで片づけます。

3.カール・グリーンウェイ(T-888)

「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第2話「原子力発電所 / Automatic for the People」では、原発事故を引き起こそうとしたターミネーター、カール・グリーンウェイ(T-888)を、サラ・コナーの協力を得ながら、「突き飛ばし」で倒します。
→詳細:セラノ岬原子力発電所

4.ロージー(型番不明)

「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第6話「時は得難く失い易し / The Tower Is Tall But The Fall Is Short」では、シャーマン医師のアシスタントに入れ替わって、医師をターミネートしようとした、型番不明の女型ターミネーター・ロージーと対決。

この女型同士のターミネーターの戦いは、他のターミネーター映画の戦いでは見られない独特な戦い(柔軟技・関節技の応戦)を繰り広げ、最後はロージーを「コンパクトに折りたたんで」倒します。キャメロンはここでもお得意の「ハイキック」や「突き飛ばし」を披露します。
→詳細:史上初・女型ターミネーター同士の戦い@シャーマン医師のオフィス

ロージーという名前は、『宇宙家族ジェットソン ロボットお手伝いさんロージーの活躍 編』のRosieに由来していると製作者は明かしています。

また、コンパクトに折り畳まれたロージーは、作り物ではなく、Contortion(コントーション/軟体曲芸)を得意とするcontortionist(コントーショニスト/軟体芸人&女優)のBonnie Morgan(ボニー・モーガン)の特技がいかされたものです。この女優さんは、ハリウッド版『リング』で貞子も演じています。

尚、このロージー・ターミネーターから、チップを引き抜くと発火して再利用できなくなる自己破壊機能付きチップをスカイネットは投入し始め、ジョン・コナーのターミネーター再利用作戦の対策を施してくるようになりました。

5.クロマティ(T-888)

「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第8話「銃撃戦 / Mr. Ferguson is Ill Today」では、第1話からずっと追っかけてきたクロマティを、ついにメキシコの教会にて倒します。
→詳細:メキシコな教会での「銃撃戦」

上記リンク先記載のように、この時キャメロンは、ショットガンに uranium laced bullets (nuclear material in the bullets/ウラニウム入りの特殊な弾丸)を使ってクロマティのエンドスカルを破壊した、と製作者は説明しています。

6.マイロン・スターク(T-888)

「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」シーズン2第11話「ピコ・タワー / Self Made Man」)では、暗殺現場をSelf Made(自作)し、そのビルの壁の中に80年以上も潜んで、暗殺の機会(日時)の到来を待っていたターミネーターT-888・マイロン・スタークを見つけ出し、倒します。 →詳細:シュワ州知事を救った?ピコ・タワー

ここでもキャメロンは「突き飛ばし」を披露します。

勝敗付かず(勝敗不明)

その他、勝敗付かず(勝敗不明)として、キャメロン・フィリップスは、
さらには、夜な夜なバトルを繰り広げ、「キャメロンは顔に傷をつけて朝方帰宅したことがある」というサラ・コナーのセリフや倉庫にあった保存パーツも多いことから、上記以外にも映像化されていないターミネーターとのバトルがあり、他にも倒していた可能性があります。

なぜキャメロン・フィリップスは、これだけ多くのターミネーターを退治してきたのかというと、シーズン2第19話で、サラコナーから、「Why are you here?(なぜここにいるの?)」と尋ねられたキャメロンは、以下のように、

1.PROTECT JOHN (ジョンを守る)
2.HUNT SKYNET (スカイネット狩り)
3.STOP JUDGEMENT DAY (審判の日を阻止)

と答えていることからも分かるように、HUNT SKYNET・・・スカイネット狩り(ターミネーター狩り)がミッションの1つだったからです。

未来から続々とやってくるターミネーターを次々と狩る「ターミネーター狩り」のコンセプトは、『ニューフェイト』以前に、すでにサラ・コナー・クロニクルズが実現済みだったことになります。

その他のターミネーターは・・・

キャメロン・フィリップス以外のターミネーターはどうだったか?というと、映画『ターミネーター3』(Terminator 3: Rise of the Machines、T3、2003年)に登場した、アーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-850が、

  • T-1(戦車型ターミネーター)を2機
  • T-X

の計3体を倒しています。

それ以外は一体につき一体のみ、というのがほとんど(定番の設定)なので、説明は割愛させていただきます。

人間で一番ターミネーターを倒したのは?

上記はターミネーターが倒したターミネーターの数ですが、ちなみに一番多くターミネーターを倒した人間は?というと、映画『ターミネーター4』(Terminator Salvation、T4、2009年)の、クリスチャン・ベールが演じるジョン・コナーです。

T4では、ジョン・コナーは、

  • T-600を2体
  • ハイドロボットを数体
  • モトターミネーターを1体
  • スカイネットの基地(工場)爆破で無数のターミネーター

などなどを倒しています。

以上、人型ターミネーターとしては一番、華奢だけれど、何気に一番ターミネーターを倒していたターミネーターは、実はキャメロン・フィリップス(TOK715)だった、ということになります。

QooQ